用語集
- アジャイル開発
- 現場で密にお客様とコミュニケーションを取り、早期に試作品を開発して、お客様や市場からのフィードバックをもとに短いサイクルで更新していく手法。
- エッジコンピューティング
- 端末の近くにサーバを分散配置し、物理的に近い場所でアプリケーションを実行することにより通信遅延を軽減するネットワーク技術。
- オープンイノベーション
- 自社だけでなく、社外の様々な技術やアイデアを組み合わせて、革新的な商品やビジネスモデルを生み出すイノベーションの方法論。
- 仮想化技術
- サーバなどのハードウェア内のリソースを、物理的な構成にとらわれずに統合・分割する技術。1台のサーバの中に複数の仮想サーバを作り動かすことも、逆に、複数のハードディスクを一つのディスクのように見せることも可能。
- コンテナ技術
- OS上に他のプロセスからは隔離されたアプリケーション実行環境を構築することで、仮想的な動作環境を、より少ないコンピュータリソースで実現する技術。アプリケーションの分離された空間を作るため、1つのOS環境でありながらマルチOS環境の実現が可能。
- クラウドネイティブ
- クラウド上での利用を前提として設計されたシステムやアプリケーション。
- デジタルトランスフォーメーション(DX)
- 「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」 という概念。2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱。企業が新たなIT技術を活用して、新しいビジネスモデルや価値を創出することを指す。
- アイデアソン・ハッカソン
- ハック(プログラムの改造・改良)およびアイデアとマラソンを組み合わせた造語。ハッカソンは、エンジニアなどが一定期間集中的にプログラムやサービスを開発し、その技能や成果を競う催し。アイデアソンは、チームごとにアイデアを出し合い、共同作業で問題解決を図る催し。
- ビッグデータ
- 従来のデータベース管理システムやデータ処理のアプリケーションなどでは記録や保管、解析が難しい巨大なデータ群。これらを分析することでビジネスに有用な知見や新たなサービスの提供につながると期待されている。
- ブロックチェーン
- FinTechの一つである、ビットコインなどの仮想通貨の取引記録に用いられている技術。世界中に点在するコンピュータにデータを分散することで、中央集権を置かずに破壊・改ざんが困難なネットワークを作ることが可能。
- マイクロサービスアーキテクチャ
- 一つのアプリケーションを、「決済」や「注文」などの機能単位で分割し、それぞれのマイクロサービス間で通信して連携させるアーキテクチャ。機能ごとに変更が可能で柔軟性が高く、変化に対応しやすいことがメリット。
- リカーリングビジネス
- クラウドサービス、運用サービス、保守サービス等、継続的に収益を得ることの出来るビジネスモデル。
- ローカル5G
- 通信キャリア以外の会社が、工場などの限られたエリアで5G周波数の割り当てを受けることができる制度。5Gの通信網を公衆ネットワークから隔離された高いセキュリティ環境で利用可能。
- ローコード開発
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コーディングをほとんど必要としないプログラミングプラットフォーム。
アプリケーションの開発時間短縮が可能。 - AI・OCR
- 手書き文字や帳票、文書類を認識するOCR と、ディープラーニングを用いてフォントや画質等に応じた文字学習を行い、精度を向上させていくAIの機能を融合させたもの。
- ERP(Enterprise Resource Planning)
- 企業の持つ様々な資源(人材、資金、設備、情報など)を統合的に管理・配分し、業務の効率化や経営の最適化を目指す手法。または、そのために利用される統合業務ソフトウェアパッケージのこと。
- FinTech
- FinanceとTechnologyを掛け合わせた造語で、金融分野における新たなIT活用を指す。代表的なものとして、オンライン決済やクラウド家計簿などがある。ここ数年は、比較的規模の小さな企業が提供するサービスが増え、注目を集めている。
- IoT(Internet of Things)
- 「モノのインターネット」と呼ばれる。コンピュータ機器だけでなく、あらゆるモノが通信機能を持ち、インターネットに接続することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行う。
- Lift & Shift
- Liftは、デジタル変革に向けてクラウド活用を促進するため、既存システムをオンプレミスからクラウドへと移行すること。Shiftはクラウド移行後にコストや生産性を高めるため、クラウドネイティブな仕組みに移行すること。
- LOB(Line of Business)
- 企業内での事業単位、いわゆる本社間接機能部門に対比され企業業績に直結するライン部門を指す。多角経営企業であれば、事業部に相当する。
- MSS(Managed Security Service)
- 24時間365日、リアルタイムにFirewallなどのセキュリティ機器を監視し、収集した情報をもとに脅威を分析、防御するサービス。
- NFV(Network Functions Virtualization)
- ネットワーク機能を汎用サーバ上で実現するための仮想化技術。現在、ネットワーク機能は専用ハードウェアと一体化しているが、NFVでは専用ハードウェアを必要とせず、汎用サーバ上でネットワーク機能を実現することが可能。
- RPA(Robotic Process Automation)
- 従来、人間が行っていた業務を人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して業務を代行・代替する取り組み。
- SDN(Software-Defined Networking)
- ルーターやスイッチなど、ネットワークを構成する通信機器を単一のソフトウェアによって集中的に制御し、ネットワークの構成や設定などを柔軟かつスピーディーに変更することを可能にする技術。
- UI / UX
- UI / UX(User Interface / User Experience) UIは、システムから利用者への情報の提示・表示の仕方や、利用者がシステムの操作や情報を入力する際の手段や使い勝手などを表す。 UXは、製品やサービスなどから利用者が得る体験やその印象のこと。使い勝手だけでなく、対象物との出会いから別れまでの間に生まれる 経験の全てを含む。