CTC、So-netの共通IT基盤を仮想化環境で構築

運用管理コストの削減とサービス提供体制の強化を実現

2013年02月25日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、以下:CTC)は、ソネットエンタテインメント株式会社(代表取締役社長:吉田 憲一郎、本社:東京都品川区、以下So-net)の共通IT基盤システムを日本HPと協業して仮想化環境で構築しました。共通IT基盤システムは、基幹系システム、会員向け各種サービス、CRMシステムなど、So-netの全情報システムが稼働する、So-netのISP事業を支えるサービス提供基盤を再構築したものです。1,000台以上あった物理サーバを1/5以下に削減し、集約された仮想サーバが稼働する大規模クラウドです。

So-netは、共通IT基盤へのシステム移行にあわせて、システムの標準化、運用管理と監視システムの一元化を実施します。そのため、サーバ台数と運用管理コストの大幅削減をはじめ、管理体制の強化も実現しました。会員向けの新規サービスを提供時は、共通IT基盤システム、運用向けに最適化されたOS、ミドルウェアのテンプレートを使った統一手順で構築が行われることから、新規サービス開始までの期間は7割以上削減されました。共通IT基盤のシステムは、HP、VMware、EMCの各社製品を組み合わせた、マルチベンダーの強みを活かした構成で、統合プラットフォームとして可用性、拡張性が考慮されています。

CTCは、長年、So-netにシステムの包括保守一元管理を提供してきました。これまでの保守実績に加え、データセンター運営で培ってきた技術力、プライベートクラウドやコンタクトセンターの豊富な構築実績とノウハウなどが評価され、今回の受注にいたりました。共通IT基盤システムの構築にあたっては、データセンターの移管から、共通IT基盤構築、新CRMシステム導入、運用設計までを提供しています。

共通IT基盤システムの本格稼働により、削減されたコストと時間が、アイデアとサービスを創出するものへと変革され、サービス品質の向上とともに、よりスピーディーな事業展開の一助となることが期待されています。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

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