CTC、シンクライアント運用サービスを標準化

企業のセキュリティ強化に向けて、シンクライアント導入から運用までトータルにサポート

2015年02月27日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、働き方の変革やセキュリティ強化を目的としたシンクライアントの利用拡大に伴い、お客様の運用体制・業務の見直しを支援するシンクライアント運用サービスの提供を本日から開始します。本サービスにより、シンクライアントの導入設計から運用まで、トータルな支援が可能となります。シンクライアントの導入が活発な製造、流通、金融分野に向けてサービスを提供し、関連するシステム構築やコンサルティングを含めて1年間で30億円の売上を目指します。

近年、BYODを含めた働き方の変革やセキュリティ強化を目的として、社員の個々の端末に業務データを残さないシンクライアントを導入する企業が増加しています。しかし、システムのパフォーマンスの低下や管理システムでの障害は多くの社員に影響を及ぼすこともあり、負荷状況に応じたサーバの増減や障害時の迅速な対応など、効率的なシンクライアントシステムの運用が各企業に求められています。

今回開始するシンクライアント運用サービスは、CTCのグループ会社でシステム運用サービスを提供するCTCシステムマネジメント株式会社(以下:CTCS)が、従来お客様ごとの環境に合わせて10年間にわたり提供してきたシンクライアント運用サービスのノウハウを体系化したサービスです。CTCの強みであるマルチベンダーの特色を活かして、お客様の環境に合わせて、メーカーや製品に依存しないサービスを提供します。お客様のシンクライアント導入からサービス開始までの期間を短縮し、業務フローや手順書などのテンプレートや遠隔運用サービスにより運用体制の効率化を実現することで、お客様が自社で運用することに比べてTCO(Total Cost of Ownership)を最大で3割削減します。
本運用サービスは、「運用設計サービス」、「運用代行サービス」、「テクニカル運用サポート」の3つのサービスから構成されています。「運用設計サービス」は、運用タスク・運用体制の維持に必要なルールおよび管理手法等を定め、「運用業務一覧表」、「運用設計書」、「業務フロー」を作成します。また、定めた運用設計に基づき、パッチの適用や設定変更などの定常業務を遠隔から行う「運用代行サービス」や障害時の切り分けや問い合わせの代行を行う「テクニカル運用サポート」を用意しています。
また、CTCには既に数千ユーザーが使用するシンクライアント環境の多くの構築実績があり、社員の働き方の変革を促す構想策定の支援まで含めたシンクライアント導入支援サービスも提供しています。
今後も、CTCのグループ総合力を活かして、メニューの拡充や自動化の導入などでサービスの品質を高め、お客様の業務を効率化するサービスを提供していきます。

シンクライアント運用サービスのメニュー

サービス項目 説明
運用設計 ・既存案件の実績を活かした効率的な運用を設計
・システム担当者と連携し、運用で発生する業務を一覧化
・お客様内の体制を把握し、明確な役割分担による運用体制を構築
運用代行
(常駐/リモート)
・定常業務 (仮想マシン払い出し作業、セキュリティパッチ適用作業等)
・障害対応/復旧案の支援
・システム管理者様へ定期運用報告
テクニカル
運用サポート
・システム管理者からの問い合わせにCTCの運用ノウハウを活かしてアドバイス
・お客様に代わりメーカーサポートへ技術的な問い合わせを代行

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部 

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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