2018~2020年度の中期経営計画を策定

Opening New Horizons ビジネス変革と拡大に向けて

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2018年05月01日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は更なる成長を目指し、2018~2020年度を計画期間とする3ヶ年中期経営計画を策定しました。

現在、世界的に経済は成長基調にあり、国内でも個人消費や企業収益の拡大を含めて堅調な推移を見せています。IT市場では、デジタルトランスフォーメーションや働き方改革の推進に伴う新しいテクノロジーの活用、5Gを中心としたネットワークインフラの機能拡充など、国内での投資拡大が見込まれており、ASEANでも引き続き高い成長率を維持しています。

このような環境の中、「明日を変えるITの可能性に挑み、夢のある豊かな社会の実現に貢献する」という企業理念のもと、リーディングカンパニーとしてIT産業の進化を担うため、3ヶ年の中期経営計画「Opening New Horizons」を策定しました。

CTCの新しい活動領域を“Horizon”と定め、「ビジネス変革」、「強みの強化」、「新分野の開拓」、「経営基盤の強化」の“4つのHorizons”で、2020年度に向けてのCTCグループ全体の成長を図ります。

中期経営計画の重点施策:4つのHorizons

1.「上に広げる」:ビジネス変革への挑戦

コンサルティングサービスの拡充やアプリケーション開発力の強化で、お客様と共に成長するパートナーシップを築きます。

  • 重点顧客とのデジタルビジネス共創:お客様と共に新たなデジタルビジネスを創出する。
  • アプリケーションレイヤー拡充への挑戦:アプリケーション開発の新たな技術や手法を取り込み、ビジネスアプリケーション開発を積極的に推進する。

2.「前に伸ばす」:強みをさらに強く

ITインフラやクラウドなどCTCグループの強みを更に強化し、収益の拡大と安定化を図ります。

  • No.1クラウドインテグレーターへの挑戦:ハイブリッドクラウドや、DevOpsを中心としたクラウドネイティブ環境など、クラウドのインテグレーション力を強化。
  • インフラ・ネットワーク分野での圧倒的存在感の確立:SDN/NFVやAI、IoT技術を深耕し、グループの強みであるITインフラ・ネットワーク分野での収益力を強化。
  • リカーリングビジネス拡大の加速:クラウドサービス、基幹系システムの運用サービス、MSS(マネージド・セキュリティ・サービス)を強化し、収益の安定化を図る。

3.「外に出る」:新たな分野・リージョンの開拓

新たな地域やビジネス領域を探求し、将来的な収益拡大に貢献するビジネスを確立します。

  • 海外事業の強化と拠点の拡張:サービス拠点やR&D拠点を拡充し、ITサービスをグローバルに展開する。
  • オープンイノベーション型ビジネス開発への挑戦:スタートアップ企業との協業やお客様との合弁事業を目的としたベンチャーファンド、オープンイノベーションを実現するスペース「DEJIMA」の活用に加え、異なる業種とのコラボレーション体制を拡充し、新しいビジネス領域に挑戦する。

4.「足元を固める」:経営基盤の強化

全ての活動の土台として、盤石な経営基盤を築きます。

  • 人材育成と働き方変革:社員の働きがいの向上に資する人事制度の拡充、多様な働き方を支える働き方変革を推進し、「魅力ある会社づくり」に取り組む。
  • グループ経営・ガバナンス強化:AI/RPA活用による業務の効率化と専門性の追求で、企業価値の向上を図る。
  • 品質と顧客満足度向上:「お客様の声を聞き、改善に活かす」活動でビジネスパートナーとしての課題を毎年点検し、信頼できるITサービスを提供する。
  • 株主還元の拡充:ROE伸長を意識した資本政策を実行する。

2020年度定量目標

4つのHorizonsで次の定量目標を目指します。
2020年度定量目標

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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