CTCテクノロジー、ハイブリッドな環境の一元監視サービスを提供開始

機械学習を使った傾向分析によりシステムの状況変化を可視化

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2018年06月29日 シーティーシー・テクノロジー株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社で、ITシステムの保守サポートや運用サービス、教育事業を手掛けるシーティーシー・テクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須﨑 隆寛、以下:CTCテクノロジー)は、オンプレミスやクラウドなどが混在したハイブリッドなシステム環境を一元的に監視するサービス「マルチプラットフォームモニタリング(以下:MPM※1)」の提供を本日から開始します。価格は年間150万円からで、ITガバナンスの強化やクラウドの活用による業務の効率化に取り組む企業を中心に、3年間で150社の提供を目指します。

昨今、様々なIaaS型クラウドサービスの普及に伴いITインフラの調達が容易になる中で、自社のシステムにオンプレミスやクラウドを併用する企業が増加しています。しかし、プラットフォームごとに管理や監視の仕様が異なるため、複雑化する運用業務の負担を軽減する仕組みが求められていました。

MPMは、仮想化環境や物理的なオンプレミス環境、クラウド※2などの各プラットフォームを一元的に監視するサービスです。様々な異なるプラットフォームを利用している場合でも、サーバの稼働、リソース、ログなどを一元的に監視し、システムの状況を可視化することができます。システムの障害や設定などのインシデントもポータルで統一的に管理できるので、システム運用における監視業務を効率化します。

また、機械学習による分析機能やシステム関連図を自動生成する機能も提供しています。分析機能を利用して、人が気づかないメモリやディスクなどの劣化、OSの異常などを検知したり、システム関連図でネットワーク構成を確認したり、障害の原因調査に役立てたりすることができます。

監視サーバのインストールや設定作業の多くを自動化しているため、小規模なシステムであればMPMのサービス基盤と接続して最短30分で監視を始めることができます。

CTCテクノロジーは、長年にわたりマルチベンダー環境での保守サポートやシステム運用サービス、監視サービスを提供しています。監視から障害対応の支援を行うサービス「ROCモニタリングサービス」も提供しており、各サービスの提供で得たノウハウを結集しMPMを自社開発しました。保守サポートや運用サービスとも組み合わせれば、安定したシステムの利用が実現できます。

CTCテクノロジーは今後、MPMが対応するパブリッククラウドの拡充や定型的な設定作業の一元化を図り、MPMの提供を通してお客様のITシステムの安定稼働に貢献していきます。

システム関連図の自動描画

システム関連図の自動描画

マルチプラットフォームモニタリングに関する詳しい情報は以下のWebサイトをご参照ください。

http://www.ctct.co.jp/service/mpm/新しいウィンドウで開く

CTCテクノロジーについて

CTCグループで、保守・運用・監視サービスなどのお客様サポートを担う会社です。マルチベンダー環境で培った高い技術力と問題解決力をベースに、全国約100ヵ所の保守サポート拠点から、24時間365日体制でお客様のシステムをサポートします。また、ベンダー各社の認定トレーニングを始めとする教育・研修サービスも展開しています。

http://www.ctct.co.jp//新しいウィンドウで開く

  • ※1 「MPM」は登録商標出願中です。
  • ※2 現在、アマゾン ウェブ サービスに対応しています。

本件に関するお問い合わせ先

シーティーシー・テクノロジー株式会社
サービス営業推進部

TEL:03-6238-6600
E-Mail:mpm-sales@ctc-g.co.jp

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