マルチクラウド環境の統合的なマネージドサービスを提供開始

システム移行、監視、バックアップなど柔軟に対応

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2018年11月02日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、以下:CTC)は、オンプレミスを含むマルチクラウド環境のインフラ基盤と運用支援サービスを一元的に提供する統合プラットフォーム「'CUVIC' Managed Multi-Cloud Platform(以下:'CUVIC' MMCP)」を本日から提供開始します。製造業や流通業などを中心に販売し、サービス全体として3年間で40億円の売上を目指します。

デジタル社会の急速な発達に伴ってシステムの多様化が進んでおり、オンプレミスとクラウドを併用する企業が増加しています。オンプレミスからクラウドへの移行や両環境のスムーズな連携を実現するためには各システムに精通する必要があり、運用の標準化や体制の整備といった課題があります。

'CUVIC' MMCPは、オンプレミスを含むマルチクラウド環境の構築と、システム全体の監視、バックアップ、セキュリティ対策などの包括的なマネージドサービスを合わせたものです。インフラを提供するクラウド基盤サービス「CIS(Cloud Infrastructure Service)」、マルチクラウド環境のSI・運用サービス「CCS(Cloud Cover Service)」、お客様窓口となる「CMS(Cloud Management Service)」の3つのサービスで構成しています。

クラウド基盤サービスのCISでは、Oracle Databaseをはじめとした各種サービスを統合した企業向けのクラウドサービス「Oracle Cloud」、AWS上でVMwareの仮想基盤が運用できオンプレミスとのスムーズな連携を実現する「VMware Cloud™ on AWS※1」に加え、CTCのクラウド「TechnoCUVIC」が使用できます。オンプレミスなシステムの構築を含めて柔軟なハイブリッド環境を実現します。

また、SI・運用サービスのCCSでは、オンプレミスからクラウドへの円滑な移行や監視、バックアップを含めた運用支援に加え、異なるクラウド間の移行サービスも提供します。お客様窓口となるCMSでは、24時間365日対応のサービスデスクやお客様ポータルを提供しています。

CTCは、既にマルチクラウド環境での大規模なシステム構築実績があり、長年の運用サービスやクラウドサービス、セキュリティサービスなどの提供から得たノウハウを活かして、'CUVIC' MMCPを提供します。

今後は、対応するクラウドサービスやマネージドサービスのオプションを追加し、'CUVIC' MMCPの提供を通して、お客様のデジタルビジネスへの取り組みを支援していきます。

'CUVIC' MMCPのサービスメニュー

サービスメニュー 内容
クラウド基盤サービス
CIS(Cloud Infrastructure Service)
  • Oracle DatabaseをはじめとしたPaaSやIaaSなど各種サービスが利用できる「Oracle Cloud」
  • AWS上でVMwareの仮想基盤が運用できる「VMware Cloud on AWS」
  • CTCの提供するIaaS基盤「TechnoCUVIC」
  • オンプレミス環境の構築
SI・運用サービス
CCS(Cloud Cover Service)
  • 導入や移行などのインテグレーション
  • セキュリティ、ライセンス管理、監視、バックアップなどの共通機能
お客様窓口
CMS(Cloud Management Service)
  • 24時間365日体制のサービスデスク
  • 各クラウドの設定情報やドキュメントが参照できる管理ポータル

'CUVIC' MMCPのサービスイメージ

今回のプレスリリースにあたり、以下の会社からコメントをいただいております。 日本オラクルは、CTCによる「Oracle Cloud」の運用支援体制の強化を歓迎します。

CTCは「Oracle Cloud Managed Service Provider(MSP)」プログラムに認定されており、この度の「'CUVIC' Managed Multi-Cloud Platform」リリースにより、オンプレミス/「Oracle Cloud」両環境のスムーズな移行及び連携を実現することを確信しております。

日本オラクル株式会社
執行役 副社長 アライアンス統括
石積 尚幸


ヴイエムウェアはCTCがマルチクラウド環境のための統合プラットフォームである「’CUVIC’ Managed Multi-Cloud Platform(‘CUVIC’ MMCP)」を提供開始することを歓迎します。

今日、多くの企業においてマルチクラウド基盤およびマルチクラウド戦略を採用している中で、アプリケーションパフォーマンスの向上と同時に、クラウド利用状況の可視化や、セキュリティポリシー、コンプライアンス対応の強化を求めています。

CTCは今後、クラウドの使用状況、ネットワークトラフィック、利用金額を一貫して分析、監視することができる統合サービス「VMware Cloud Services」を採用予定であり、パブリッククラウド、オンプレミス環境を問わず、一貫性のあるセキュリティを展開します。

さらに、CTCがMSPパートナーとして提供予定であるVMware Cloud on AWSは、お客様のデジタルトランスフォーメーションの加速と、マルチクラウド環境の利活用をサポートする’CUVIC’ MMCPの一部として展開されます。

ヴイエムウェアは今後もCTCと協調し、お客様のマルチクラウド戦略を支援してまいります。

ヴイエムウェア株式会社
ソリューションビジネス本部 本部長
小林 泰子

  • ※1 11/2時点、AWS東京リージョンにおけるVMware Cloud on AWSは未提供です。
  • OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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