AyonixのAI顔認証ソフトウェアについて総代理店契約を締結

お客様の環境に合わせた顔認証の活用で業務の効率化やDXを支援

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2020年09月16日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、顔認証での高速判定を強みとした国内ベンダー アヨニックス株式会社(代表取締役社長:ブラル・サディ、本社:東京都品川区、略称:Ayonix)と日本及びASEAN地域における総代理店契約を締結しました。本日から、同社のマルチデバイス対応の顔認証エンジン「Ayonix FaceID」の提供と、Ayonix FaceIDに関連したお客様の環境に合わせたアプリケーション開発や保守等のSI(システムインテグレーション)サービスを開始します。

オフィスや施設での入退室で顔認証の導入を検討している企業や、業務プロセスの改革で顔認証の活用を考えている企業に向けて販売し、SIサービスを含めて3年間で10億円の売上を目指します。

近年、国内では企業におけるセキュリティの強化や利便性の向上の両立を目的として、非接触の生体認証である顔認証システムが注目されています。

Ayonix FaceIDは、ディープ・ラーニング技術を使用した高速判定を実現する顔認証エンジンです。顔認証で必要となる顔検知や本人特定に加え、年齢検知、笑顔判断、顔追跡などの要素機能を使用してお客様の要件に応じた柔軟な開発が可能です。顔の特徴を抽出する独自技術によってGPU(Graphics Processing Unit)を含む高性能なサーバを必要とせず、スマートデバイスを含めた各種OSに対応しているため、既存のWebカメラやサーバなどのIT資産を有効利用して顔認証システムを実現することができます。

また、今回、Ayonix FaceIDを搭載したAyonixのIPカメラ「AICAM」の取り扱いも開始します。AICAMを使用すれば、顔認証に必要となる画像解析がエッジとなるカメラで処理されるため、大規模な場合でもシステムやネットワークの負荷が軽減できます。

CTCは、オフィスへの入室での衛生管理、スムーズな認証、共連れといった不正入室の検知を目的として、従来の指紋・静脈認証に代えて、2018年からAyonix FaceIDを導入しました。セキュリティ強化のため、カラーバーコードによる2要素認証の機能も追加しています。社内での開発や運用で蓄積したノウハウをベースに、お客様の環境や要望に応じたアプリケーション開発やシステム構築、保守サポートなどのサービスを提供します。

今後、CTCとAyonixは共同で、PCへのログインやネットワークカメラ管理システムとの連携、マスク着用時の顔認識やサーモグラフィを併用した体温検知などの機能拡張を図り、オフィスやテレワークでの業務の効率化、店舗マーケティングでの活用など、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援していきます。

システム連携イメージ

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