広島銀行とIT人材の育成を目的として協業

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：柘植 一郎、本社：東京都港区、略称：CTC）と株式会社広島銀行（代表取締役頭取：清宗 一男、本社：広島県広島市）は、IT人材育成に関する協業契約を締結しました。CTCは、アプリケーション開発のOJT（On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング）や研修コースの提供を通じて、広島銀行のIT人材の増強とDX（デジタルトランスフォーメーション）推進につなげます。

広島銀行は、地域のお客様の多様なニーズに対応するため、サービスの充実や品質の向上に取り組んでいます。特に新たな事業領域の開拓では、ビジネス環境の変化や多様化する消費者ニーズを的確に捉えてITシステムを構築する必要があり、クラウドサービスの活用やアジャイルでの自行開発のため、ITのスキルや経験を持った人材の確保を図っていました。

今回の協業は、人材育成とシステム開発の内製化を目的としたもので、広島銀行の行員がCTCに約2年間出向してエンジニアとしてプロジェクトに参加します。ローコード開発を含むシステム構築の様々な場面で、工程管理や品質管理、要件定義やシステム設計、プログラミングなどのプロジェクトマネジメント及び開発の手法を学びます。また、CTCは、広島銀行の各システムの構築を支援し、ITの基本的な知識、JAVAのプログラミング、クラウドアーキテクチャなどの広島銀行独自の様々な研修コースを継続的に提供することで、システムの内製化に貢献していきます。

CTCは、長年の大規模なシステムの設計や構築、保守、運用、教育などのサービス提供で培ったノウハウがあり、研修や実務を通じて広島銀行のIT人材の育成に取り組みます。

今後も、デジタル技術やデータ利活用に関連するサービスなどで広島銀行のDX化をサポートしていきます。