PDF（255KB）2023年08月09日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：柘植 一郎、本社：東京都港区、略称：CTC）は、データインテリジェンス※1企業である米Alation Inc.（CEO：Satyen Sangani、本社：米国カリフォルニア州、以下：Alation社）と、国内で初めて販売代理店契約を締結し、データカタログ製品「Alation Data Catalog」の提供を開始します。企業にあるデータを一覧（カタログ）にすることで、必要な情報の検索にかかるプロセスを効率化します。オンプレミスやハイブリッドクラウドなどの多様な環境でデータを保有している企業を中心に展開し、3年間で10億円の売上を目指します。
近年、DXを推進するために、自社が所有しているデータを経営の意思決定や企画立案に活用する企業が増えています。しかし、部門やシステムごとにデータが分散して保存されているケースも多く、必要なデータを入手するために、適切な担当者や情報源の特定に多くの時間を要する場合もあります。
Alation Data Catalogは、社内外のシステムやクラウドサービスと連携し、企業が保有するデータを関連情報も含めてカタログ化し、迅速な検索や正確なデータ分析につなげる「データカタログ」ソリューションです。データの所在や作成者などの付随情報（メタデータ）を自動で収集し、カテゴリごとに分類して一元的なカタログを作成します。様々なメタデータにより検索結果の信頼性も判断でき、機械学習によって関連するデータや作成者なども表示するため、より多くの情報の把握にもつながり、データ検索にかかるプロセスの効率化が期待できます。
データベースやデータウェアハウスなどのデータソースへのコネクターが予め複数用意されているため、短期間でデータカタログの構築ができる点も特徴です。データソースごとのアクセス権限を継承するため、業務の実状に即して柔軟かつ効果的にユーザーがアクセスできる情報を制御しながら、データの有効な活用を可能にしています。
CTCは、データウェアハウスやビジネス・インテリジェンス（BI）の分野における長年のシステム構築で培った経験を基に、導入前の要件定義や製品トレーニング、データカタログの設計・構築などの支援に加え、データベースや分析ツールを含めた既存システムとの連携、ユーザー登録やインターフェースのカスタマイズなど、様々な運用サービスを提供します。またオンプレミスで利用するお客様には、データ活用基盤の設計、構築、保守運用サービスなどの提供で、お客様のデータ活用をトータルにサポートします。
今後もCTCは、データ利活用に関するサービスの拡充を図り、お客様のデータドリブン経営やDXに貢献していきます。
Alation Data Catalogの画面イメージ
Alation Inc.について
Alation社はエンタープライズ データ インテリジェンス ソリューションのリーダーであり、セルフサービス分析、クラウド変革、データ ガバナンスを可能にします。Cisco、Nasdaq、Pfizer、Salesforce、Virgin Australia を含む 450 以上の企業がAlationを使用してデータ文化を構築し、データ主導の意思決定を改善しています。Alation社は、Inc. Magazineの「ベストワークプレイス」リストに4回選ばれており、2022年には英国のテクノロジー分野での「ベストワークプレイス™」および「女性向けベストワークプレイス™」に選ばれ、2022年と 2023年の英国で「ベストワークプレイス™」にも選ばれています。
今回のプレスリリースにあたり以下のコメントをいただいています。
組織がデータドリブンを目指す中、Alation のデータ インテリジェンス プラットフォームに対する需要がかつてないほど高まっています。当社のサービスは世界中で急速に拡大し続けており、CTCと提携して日本の組織がデジタル変革の目標を達成できるよう支援できることを非常にうれしく思います。
Alation Inc.
APAC General manager Eyal Mekler
- ※1 データインテリジェンス：組織に蓄積したデータを検索、理解、活用するツールや手法
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