デジタル化潜在ニーズの掘り起こしサービス「Snowflake Prototyping with D-Native」を開始

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：柘植 一郎、本社：東京都港区、略称：CTC）は、高い拡張性と高速なデータ処理を実現するSnowflake（スノーフレイク）を活用し、デジタル化に向けた潜在的なニーズを掘り起こすサービス「Snowflake Prototyping with D-Native」を本日から提供します。社内外の課題や取り組みたいテーマのヒアリングに基づき、データを利活用して業務のデジタル化につなげるサービスです。価格は400万円からで、データの利活用を模索中のお客様を対象に5年間で50社の提供を目指します。

デジタルトランスフォーメーション（DX）を念頭に、各企業ではデータの活用や分析に基づく新規ビジネスの創出や業務変革に取り組んでいます。しかし、目的や効果が不明瞭な中では、データの収集や分析を可能にするIT投資に踏み込めず、思うようにDXが進んでいないケースもあります。

本サービスは、Snowflake社のクラウド型データプラットフォームSnowflakeと、CTCが提供するデータ活用のライフサイクル全体を支援する伴走サービスD-Nativeを使用し、お客様のデータ利活用を支援するものです。

ビジネス・システムの両面からの課題や取り組みのヒアリングにはじまり、仮説に基づくデータの収集・蓄積を経て、まずは仮説に関わるデータを可視化したダッシュボードを作成します。作成したダッシュボードをベースに、グラフや指標の追加・変更を含めてお客様と議論し、効果が見込める状況になるまでブラッシュアップを繰り返します。 情報の可視化によって業務状況の更なる理解にもつながり、改善や最適化、新規ビジネスの創出などに取り組むことができます。

CTCは既に、D-Native及びSnowflakeについて、データウェアハウス、ビジネス・インテリジェンスなどのデータ活用分野でのシステム構築や運用実績があります。また、Snowflakeは、膨大なデータの高速の並列処理が特長のため、短期間で繰り返し分析データを更新していく検証プロセスでも最適なソリューションとなっています。

今後もCTCは、D-Nativeを中心として、ビジネス課題の解決やデータ活用ツールの定着化などの支援サービスを強化し、お客様のデジタルトランスフォーメーションに貢献していきます。