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社会貢献活動

救急法 基礎講習会(AED)を開催しました!

開催日:2008年2月6日
協賛:日本赤十字社
2008年2月6日(水)、霞が関オフィスにて日本赤十字社ご協力のもと「救急法 基礎講習会(AED)」が開催されました。

突然、あなたの目の前で人が倒れたら・・・落ち着いて正しい対処ができますか?? 日常生活における事故防止の知識と思わぬ事故や災害にあった人、急病になった人に対して、医師や救急隊に引き継ぐまでの手当て(AEDを用いた心肺蘇生法)などの知識と技術を学びます。
一人ひとりの小さな 勇気 で救える命があります。
ご興味のある方はこの機会にぜひご参加ください。

この案内を開始してからわずか3日で、定員を大幅に上回るほどのご応募をいただきました。機材・会場の関係から定員制にてご応募いただき、エントリーされた皆さんは総勢約30名。この日はあいにくの雪・・・、しかも18:00スタートという就業時間後にもかかわらず、とても高い出席率で、皆さんの救急法に対する意識の高さを感じました。

心肺蘇生法とAED

心肺蘇生法とは、傷病者が意識障害、呼吸停止、心停止もしくはこれに近い状態に陥ったとき、直ちに気道を確保し、必要に応じて人工呼吸と胸骨圧迫を行い、呼吸及び循環を補助し、傷病者を救命するための手当てをいいます。人は心臓の動きが停止すると、4分以内に脳に障害が発生します。心肺蘇生法は、この障害の発生を遅らせる効果があります。しかし、脈のなくなってしまった人などを正常な状態に戻すためには、適正な処置(除細動)をいち早く行うことが必要です。この処置が1分遅れるごとに、社会復帰率は7~10%ずつ低下します。
AEDは救急現場で一般市民が除細動を行えるように設計された機器です。コンピュータで心臓のリズムを解析し、除細動が必要か否かを音声メッセージで指示します。AEDを用いた手当は、心肺蘇生法とともに市民が行う一次救命処置でとても大切な行為です。

まずは学科で「救命の連鎖(大切なこと)」を学びました。

最近、少しダルイ・熱があるなど、体調が悪くても救急車を必要としない人たちからの要請が相次いでいるそうです。都内で救急車を要請してから現場に着くまでの平均時間は約6分10秒(あくまでも交通渋滞など除いた場合)。
先に記したように、1分1秒でも早い処置が必要な生命の危険にさらされている人たちの妨げになっているのが現状です。ですから、重要なのは「救急車の要請が必要か否か」の確認です。
業務終了後にも関らずたくさんの皆さんに参加いただきました

業務終了後にも関らずたくさんの皆さんに参加いただきました

人形を使って呼吸の様子を再現

人形を使って呼吸の様子を再現

目の前で倒れている人を見掛けたらとりあえず「声を掛け」、意識があるかないかの確認をします。声を掛け反応があれば呼吸があるため、急を要する通報の必要はありません。しかし、意識レベルが低い場合は、すぐに通報の必要があります。そして、呼吸がない場合は、救急車が到着するまでの間、迅速な心肺蘇生法→迅速な除細動と、常に迅速な「救命の連鎖」が必要になります。
救命の連鎖

救命の連鎖

心肺蘇生法とAEDを用いた除細動の手順

1.傷病者の発生
・倒れている人(傷病者)を発見したらまず周囲の状況をよく観察し、事故発生時の状況、故の位置、二次事故(災害)の危険性、傷病の原因、証拠物などについて注意します。
・周囲の状況を観察して安全を確認し、傷病者の全身状態を確認しながら近づきます。
「もしもし、大丈夫ですか?」

「もしもし、大丈夫ですか?」

2.意識の確認
・救助者は、傷病者の片側、肩あたりに位置して、膝をつき、傷病者の方を軽くたたきながら、耳元で「もしもし、大丈夫ですか?」と声をかけ、意識の確認を行います。
3.協力者を求める・119番通報・AEDの手配
・意識がないことを確認した後は、大きな声で「誰か来てください!」、「あなたは119番通報をお願いします。」「あなたはAEDを持ってきてください。」と協力者を要請します。
4.気道確保
・意識のない傷病者は、舌の根本が沈下し、空気の通り道である気道を閉塞することがあります。
・意識がない人には、頚椎(髄)の損傷がない限り、そのままの体位で、まず頭を後ろに傾け、下あごを前に突き出した状態にします。
・気道確保は、気道の詰まった状態を解除する方法であり、心肺蘇生法の中で最も重要な基本手技です。
5.呼吸の確保
・気道を確保した姿勢で、救助者の耳を傷病者の口元に近づけ普段どおりの息(正常な呼吸)があるかどうかを確認します。
・目で胸の動きを見て、耳で呼吸の音を聴いて、頬で吐く息を感じるよう、呼吸の確認を5~10秒以内で行います。
呼吸の確保

呼吸の確保

呼吸の確保
胸が上がる程度に息を吹き込みます

胸が上がる程度に息を吹き込みます

6.人工呼吸
・気道を確保しても普段どおりの息がないときにはまず、人工呼吸を行います。(1秒かけての吹き込みを2回行います。)
・救助者は、傷病者の額を押さえていた手をずらし、指で傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きく開けて傷病者の口を覆い、1秒かけて胸が膨らむのがわかる程度に息を吹き込みます。
1回目の吹き込みを行ったら、傷病者の息を自然に出させるためにいったん口を離し、続けて2回目の吹き込みを行います。 ・人工呼吸を行っても抵抗がなかったり、空気が入らない場合でも、人工呼吸は2回までとし、次の心臓マッサージに移ります。
7.心臓マッサージ
・傷病者を硬い床面の上に、仰向けに寝かせます。
・救助者は、傷病者の胸の真ん中の胸骨上に片手の手掌基部を置き、その上にもう一方を重ねます。
・両肘を伸ばし、脊柱に向って垂直に体重をかけ、垂直に4~5cm胸骨を強く押し下げます。
・押し下げたらすみやに力を緩め、手を胸骨から離さずにもとの胸の高さに戻します。
・胸骨圧迫は毎分約100回のテンポで30回行います。
基本フォーム とってもお上手!

基本フォーム とってもお上手!

皆さん真剣です

皆さん真剣です

8.胸骨圧迫と人工呼吸
・胸骨圧迫を30回行ったら咽喉呼吸の姿勢に戻り、気道を確保して人工呼吸を2回行い、そしてまた胸骨圧迫の姿勢に戻ります。
・30回の胸骨圧迫と2回の人工呼吸のサイクルを繰り返します。

AEDの使い方

1.AEDの手配
・意識の確認を行って反応がなかったら、協力者を求めて、119番通報とAEDを持ってくることを依頼します。
・通常、傷病者の頭の近くに置きます。AEDの機種によって、ケースから取り出すかフタを開けます。
2.電源を入れる
・AED本体のフタを開けて電源スイッチを押します。(機種により違う)
・その後は、音声メッセージと本体に点滅するランプに従って操作します。
説明をよく読みながら慎重に!

説明をよく読みながら慎重に!

3.電極パッドを貼り付ける
・心肺蘇生法を中断し、傷病者前胸部の衣類を取り除き、袋から電極パッドを取り出します。
・貼り付け位置は、電極パッドの表面や電極パッドが入っていた袋に描かれています。
・電極パッドを右前胸部(右鎖骨下)と左側胸部(脇の5~8cm下)に貼り付け、ケーブルをAED本体の(点滅している)差込口に入れます。(機種により違う)
4.心電図を解析する
・心肺蘇電極パッドを貼り付けると、傷病者から離れるようにとの音声メッセージが流れ、 自動的に傷病者の心電図解析が始まるので、解析の妨げにならないように、救助者から離れます。
5.除細動の指示が出たら
・心電図の自動解析の結果、電気ショック(除細動)が必要なこと(主として心室細動)が確認されたら、音声メッセージ、電気ショック(除細動)を実施するように指示があるので、「みんな離れてください」と大声で叫び、周囲を見渡して誰も(自分自身含めそばにいる全員が)傷病者に触れないことを確認してからボタンを押します。
・電気ショック(除細動)が実施されると、傷病者の全身の筋肉が瞬間的に痙攣したようにビクッと動くことがありますが、異常ではありません。
チームワークも大切です

チームワークも大切です

6.除細動後の対応
・電気ショック(除細動)を実施したら、直ちに胸骨圧迫か心肺蘇生法を再開します。
・電気ショック(除細動)から2分おきに、AEDが音声メッセージで心電図の解析を行うことを伝えるので、そのときは「(4)心電図を解析する」と同じように、心肺蘇生法を中断して傷病者から離れます。 ・心電図の解析の結果、電気ショック(除細動)が必要と指示が出たら、「(5)除細動の指示が出たら」と同じように電気ショック(除細動)を実施します。
・心電図の解析の結果、電気ショック(除細動)は不要と指示が出たら、胸骨圧迫から心肺蘇生法を再開します。 ・電気ショック(除細動)は不要と指示が出たときも、2分おきにAEDが音声メッセージで心電図の解析を行うことを伝えるので、上記のことを繰り返します。
・心肺蘇生法を続けているうちに傷病者が動き出す、うめき声を出すなどの呼吸の回復の徴候が見られるときがあります。そのときは呼吸の確認を行い、普段どおりの息(正常な呼吸)があれば回復体位にして観察を続けます。普段どおりの息(正常な呼吸)がなければ心配蘇生法を続けます。
AEDを使用する際は、音声メッセージと点滅するランプで実施すべきことが指示されるので、それに従うのが原則です。しかし安全にしようするにはいくつかの注意点もあります。落ち着いて手順に従い、注意点に配慮しながら使用します。

お疲れ様でした!

受講証見本

受講証見本

約2時間30分に渡る講習会も終盤を迎え、参加してくださった皆さん全員に「受講証」が配られました。
受講前は長丁場かな?と思われた方もいらしたように思いますが、終了してみれば、「あっという間だった。」という声を多く聞きました。
今回ご応募いただいたほとんどの方々が、「駅のホームや街中でよく見かけるようになったけれど、きちんとした使い方がわからないので知りたい。」、「万が一の時に知らずに悔しい思いをするのではなく、何か少しでも役にたてれば・・・」というようなお気持ちを持たれていました。そして予想以上の応募から救急法に対する皆さんの関心がとても強いことを実感しました。このような知識をぜひとも習得し、万が一の時に大切な人の命を守れる「勇気」ある人がこれからも増えていくことを期待いたします。
お問い合わせ

お問い合わせは下記までお願いいたします。

CSR・
セキュリティ統括部

TEL:03-6203-5009

記載されている会社名、製品名、サービス名は伊藤忠テクノソリューションズ(株)または各社の商標もしくは登録商標です。

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