社会貢献活動
夏休み特別企画「親子で学ぶ補助犬セミナー」レポート
開催日:2008年08月30日
夏休み最後の週末、伊藤忠記念財団 東京小中学生センターにて、親子で学ぶ補助犬セミナーが開催されました。
初の試み 「親子で学ぼう!」
今まで同センターで行っていた情操教育は、お子さんのみでの参加がメインでしたが、夏休みということもあり、今まで実施したことのなかった「親子での参加」、午前・午後を通して「補助犬全種類フルコースでのご紹介」を実施しました。
応募してくださったご家族は総勢25名。補助犬ってなんだろう??どんなことをするのかな??初めての体験のはじまりです。
補助犬法について
同センターにて情操教育を始めた2006年から、ずっと通い続けてくれている地元の小学生が、補助犬法について、自作の絵を使ってとても上手に発表してくれました。身体障害者補助犬法が施行されたことで、学校や公民館、体育館などといった公共施設や、電車やバスなどの交通機関をはじめ、デパートやスーパー、ホテル、レストランなどの一般的な施設にも補助犬を同伴できるようになりました。「少しずつ活躍の場を広げている補助犬のことを、みなさんもこの機会に知ってください。」そう話しながらとても立派に発表をしてくれました。
盲導犬について
1:ロービジョン体験 ~コインを拾ってみよう~
視覚障がい者の見え方に似せたゴーグル(ロービジョンゴーグル)を着け、白と黒のそれぞれの画用紙に散りばめられたコインを見てみました。
「1円、10円、100円・・・あれれ??」、白と黒の画用紙に同じ数だけコインを散りばめているのですが、見え方が違うようです。「黒の画用紙の上では1円が見えるのに、白の画用紙の上だと見づらい!見えない!」不思議そうに覗き込むお子さんたち。
このロービジョンゴーグルは、白内障の方が見る視野と同様に作られており、光の当たり具合によって見え方は様々ですが、通常全体が白く霞がかって見えることが多いために、白い画用紙の上の100円玉や1円玉は見えにくいそうです。
「1円、10円、100円・・・あれれ??」、白と黒の画用紙に同じ数だけコインを散りばめているのですが、見え方が違うようです。「黒の画用紙の上では1円が見えるのに、白の画用紙の上だと見づらい!見えない!」不思議そうに覗き込むお子さんたち。
このロービジョンゴーグルは、白内障の方が見る視野と同様に作られており、光の当たり具合によって見え方は様々ですが、通常全体が白く霞がかって見えることが多いために、白い画用紙の上の100円玉や1円玉は見えにくいそうです。
2:目の不自由な方への手引き体験
みなさん、道を聞かれたことはありますか?物が見つからないとき、誰かに聞いて教えてもらったことは?そんなとき、普通に「それはここをまっすぐ行って・・・」、「そこの上にあるよ」、「そこ、ここ、あれ・・・」など、何気なく口にしていると思います。
しかし、目の不自由な方からすると、「そこ、ここ、あれ・・・」は、いったいどこなのか、まったくわからないのです。
そこで今度は、アイマスクをしているお友達をイスへ案内してみました。目の前が真っ暗、視界が全くない世界は、それだけでも不安な気持ちになりますよね。いきなりイスに座らせるのではなく、目の不自由な方にそっと手を添えて、イスの背もたれから座るところまで、形が浮かんでくるように案内してあげましょう。
しかし、目の不自由な方からすると、「そこ、ここ、あれ・・・」は、いったいどこなのか、まったくわからないのです。
そこで今度は、アイマスクをしているお友達をイスへ案内してみました。目の前が真っ暗、視界が全くない世界は、それだけでも不安な気持ちになりますよね。いきなりイスに座らせるのではなく、目の不自由な方にそっと手を添えて、イスの背もたれから座るところまで、形が浮かんでくるように案内してあげましょう。
3:盲導犬ユーザーからのお話
パートナーのイザベラとの生活を話してくださっている青木さん
盲導犬ユーザーの青木さんより、ご自身の障がいのお話、目の不自由なことが原因で大きな事故に遭ってしまったこと、それをきっかけにパートナーであるイザベラと出会えたことなどお話いただきました。
4:盲導犬実演&体験
盲導犬歩行体験 / お散歩中の排泄の後始末も体験
アイマスクをして、盲導犬と歩いてみましょう。盲導犬は、ある程度の危険は察知するように訓練されていますが、横断歩道での信号判断、曲がり角などは、ユーザーが身のまわりの車の音、風の抜け具合、これらを「感じる」ことで判断する、ある意味怖さが伴います。周りでもし、判断に迷っているような様子を見かけたら、「いま、信号が青になりましたから大丈夫ですよ」など、そっと声をかけて教えてあげましょう。
約1時間ほどの昼食タイムを済ませ、午後の部の開始です。
約1時間ほどの昼食タイムを済ませ、午後の部の開始です。
聴導犬について
1:講演
「こんにちは」と「おいしいわ」などもわかりづらいそうです。
耳に障がいをお持ちの加藤さんより、ご自身の障がいのお話をしていただきました。
耳が不自由な場合、後ろから自転車がきてベルを鳴らされていても全く気づかずに怒られたことがあったり、電話のベルが聞こえなかったり、大変な思いをたくさんしています。
口読する(人の口元を見て言葉を判断する)場合、例えば「ママとパパ」、「2時と7時」のような言葉は、同じ口の形に見えてしまい、何と言っているのか判断できないこともしばしばです。
耳が不自由な場合、後ろから自転車がきてベルを鳴らされていても全く気づかずに怒られたことがあったり、電話のベルが聞こえなかったり、大変な思いをたくさんしています。
口読する(人の口元を見て言葉を判断する)場合、例えば「ママとパパ」、「2時と7時」のような言葉は、同じ口の形に見えてしまい、何と言っているのか判断できないこともしばしばです。
2:手話を覚えてみよう!
口読では判断しづらいような言葉も、手話を使えば、お互いはっきりとした会話ができ、ちょっとした間違いが減ります。
日常使う、簡単な手話を教えていただきました。
・おはよう
・こんにちは
・こんばんは
・ありがとう
・わかった
・楽しい などなど・・・
日常使う、簡単な手話を教えていただきました。
・おはよう
・こんにちは
・こんばんは
・ありがとう
・わかった
・楽しい などなど・・・
3:聴導犬ユーザーからのお話
聴導犬ユーザーの横山さんより、ご自身の障がいのお話をしていただき、聴導犬バニラを紹介していただきました。バニラと生活するようになってからは、今まで気づかなかった携帯電話の着信音や目覚ましの音を教えてもらえるようになり、さらには「一見健常者と思われてしまいがちですが、バニラがいてくれることで、周りの人たちにも耳が不自由であることをわかってもらえるようになってよかった」とのことです。何よりも、バニラが一緒にいてくれることによって、何があっても大丈夫と安心できるようになったことが、横山さんにとって大きな心境の変化だとおっしゃっていました。
4:聴導犬実演
目覚ましの音や、携帯電話の着信音をお知らせしてくれるバニラ
聴導犬ユーザーの横山さんより、ご自身の障がいのお話をしていただき、聴導犬バニラを紹介していただきました。バニラと生活するようになってからは、今まで気づかなかった携帯電話の着信音や目覚ましの音を教えてもらえるようになり、さらには「一見健常者と思われてしまいがちですが、バニラがいてくれることで、周りの人たちにも耳が不自由であることをわかってもらえるようになってよかった」とのことです。何よりも、バニラが一緒にいてくれることによって、何があっても大丈夫と安心できるようになったことが、横山さんにとって大きな心境の変化だとおっしゃっていました。
介助犬について
1:介助犬ユーザーからのお話
介助犬ユーザーの塚本さんより、ご自身の障がいのお話をしていただき、パートナーである介助犬ジッピーを紹介していただきました。ジッピーは、日本で介助犬として認定された第1号です。塚本さんは全身を思うように動かすことができず、動作のサポートをジッピーが手伝ってくれています。そのジッピーとの生活の様子をビデオで紹介してくださいました。
2:介助犬実演&体験
たとえば、電話が鳴っていると「ジッピー、テイク電話」というと、鳴っている受話器をとってくれます。その他、お金を落としてしまった場合など、体が不自由だと思うようにかがんで拾うことができません。そんなとき「ジッピー、テイクコイン」というと、落ちているコインもお札も、飲み込むことなくきちんと拾ってくれます。また、お片づけも上手です。今回は、新聞をお片づけBOXにきちんと片付けてくれました。
以上、11:00~15:00と長時間にわたり、補助犬3種類をご紹介しました。
参加者からは、「当日は子供の勉強にと思い参加させて頂きましたが、我々親の方も非常に勉強になる内容でした。協会の方からのお話だけでなく、障害を持った方からの実体験を交えたお話、実演、体験、ふれあいなど盛りだくさんの内容で、障がい者の方への認識を新たにすると共に、改めて考えさせられることも多く、家族全員、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
次回、同様の企画があった際にはまた参加させて頂きたいと思います。」とコメントをいただきました。お子さんたちにとっても、夏休み最後の貴重な1日となったのではないかと思います。
参加者からは、「当日は子供の勉強にと思い参加させて頂きましたが、我々親の方も非常に勉強になる内容でした。協会の方からのお話だけでなく、障害を持った方からの実体験を交えたお話、実演、体験、ふれあいなど盛りだくさんの内容で、障がい者の方への認識を新たにすると共に、改めて考えさせられることも多く、家族全員、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
次回、同様の企画があった際にはまた参加させて頂きたいと思います。」とコメントをいただきました。お子さんたちにとっても、夏休み最後の貴重な1日となったのではないかと思います。
当日の修了証として「CTCロゴ入り補助犬キーホルダー」をお持ち帰りいただきました
普段何気なく暮らしている健常者の生活も、障がいを持っている方には困難な場面がたくさんあること、補助犬をとりまく世界を少しでも多くの方々に知っていただくきっかけとして、これからもご案内させていただきたいと思います。
なお、この日は、NHK「週刊こどもニュース」の取材も入りました。
特に社名は出ませんが、このセミナーの一部が、9/20の番組内で紹介される予定ですので、是非ご覧ください。
特に社名は出ませんが、このセミナーの一部が、9/20の番組内で紹介される予定ですので、是非ご覧ください。
お問い合わせは下記までお願いいたします。
CSR・
セキュリティ統括部
TEL:03-6203-5009
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記載されている会社名、製品名、サービス名は伊藤忠テクノソリューションズ(株)または各社の商標もしくは登録商標です。
