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CTC Forum 2017 講演

“課題先進国”の日本だからこそ『新たなIT活用』という大きなチャンスがある

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“課題先進国”の日本だからこそ『新たなIT活用』という大きなチャンスがある

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開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
講演
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
代表取締役社長 菊地 哲

代表取締役社長 菊地 哲

今回で30回目となる「CTC Forum 2017」にご来場いただき、誠にありがとうございます。開催にあたり、CTCを代表してご挨拶させていただきます。

皆様もご承知の通り、最近のIT市場はこれまでにも増して、めまぐるしいスピードで変化しています。シリコンバレーでは、次々と新しい技術用語が飛び交っています。ここ数年のCTC社員の海外出張先に目を向けると、米国だけでなく欧州や中国に出向く機会が増えています。果たして、これは何を表しているのでしょうか。私はITの創発拠点が分散してきていると感じています。

そのような中、私が気になるのは、グローバルの観点から日本がそうしたIT創発拠点の1つとして注目されていないように見受けられることです。日本の存在感が薄れているのではないかと。

そこで私は、日本の立ち位置というものを改めて考えてみました。すると、2つの言葉が思い浮かびました。従来から言われてきた「モノづくり大国」と、もう1つ「課題先進国」という言葉です。

課題先進国とはどういうことでしょうか。例えば、課題の1つとして「言葉」が挙げられます。これはつまり英語力です。2020年に東京オリンピックを迎える中で、短期間でこの課題を解決するにはITの力が必要になってくるでしょう。

「原発」も課題の1つです。廃炉の技術が確立されていない中で、原発は稼働し続けています。この課題にもITは大きな役割を果たすでしょう。

さらに「少子化」や「超高齢化」といった課題にも、ITの活用は必然となるでしょう。

つまり、これらの課題で先行している日本は、ITを他国よりも早く生かすチャンスがたくさんあるということです。

課題を解決するのがビジネスならば、ITはそれを支えるツールです。今回のフォーラムでは、CTCが課題解決のキーワードであると考える「連繋(つなぐ)」をテーマに、CTCの活動をお客様の活用事例とともに、ふんだんにご紹介いたします。ぜひ、お役立てください。

他講演レポート

2017年10月13日開催「CTC Forum 2017」の他講演レポートは、下記のリンクからご覧ください。

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