新拠点設立やASEANでのITサービス拡大によりお客様をサポート

CTCでは、北米2拠点、香港、台北、タイ、マレーシア、シンガポールの7拠点でビジネスを展開しています。各拠点の中で一番規模が大きいのはマレーシア(650名)で、マレーシアSIerの中ではNo.1の規模です。加えて今年7月にはCTC Global(マレーシア)の子会社としてインドネシア拠点を立ち上げました。各国でのサービスの特長は、国内のCTCと同様にマルチベンダーでハードウェア／ソフトウェアを提供していること、アプリケーションやシステムインテグレーションを保守まで含めて提供できることなどです。米国ではR＆D部門が最新技術を発掘し、それを東南アジアや日本に展開するというビジネスに加え、Syscom社との提携によるSI強化も行っています。

ASEAN4カ国でのIT投資額は順調に伸びており、このうちソフトウェアやサービスへの投資割合が年々高まっている状況です。これを受けてCTCは強みであるネットワークやインフラに加え、サービスビジネス強化を進めています。サービスビジネス分野の注力分野はアプリケーション、クラウド、運用アウトソース、AI、IoTの5つです。

アプリケーション開発は日本品質であることに加え、ローカルノウハウや価格のメリットを生かしていることが特長です。製造業向けSCMシステム、金融業向け基幹系システム、流通業向け会計システムなどの開発実績があります。クラウドに関しては大手銀行や政府系を中心とした従量課金型のプライベートクラウドや海外Webサイトでのパブリッククラウドを提供、運用アウトソースはシンガポール気象サービス機関などでの実績があります。また、AIでは与信スコアリングなどさまざまなお客様向けの分析サービスを行っており、IoTでは3次元モデルを使って効率的に建設施工支援を行うCIMサービスにも力を入れています。

今後も、北米、日本、ASEANの各拠点が連携することで、サービス提供体制を強化し、お客様サポートを進めていきます。