「SYSCOM（USA）との業務提携で米国に進出する日本企業を強力に支援

【田中】CTC Americaでは、日本企業の米国進出を支援するITソリューション事業を展開しています。ヤフージャパンの米国子会社で、ワシントン州でデータセンターを運用されているActapio様もお客様の一社で、OCPをはじめKubernetesなどの最新技術を使って、開発効率化や運用自動化に取り組んでいます。ワシントン州は電気料金が圧倒的に低価格で、料金は日本の6分の1ほど。日米間の回線コストも低価格化が進んでおり、10GBが月額100万円程度で利用可能で、今後はAIやディープラーニング、HPCなどで消費電力が課題となる企業には、興味深いエリアであると捉えています。

また、より多くの日本企業の米国進出を手助けしたいと考え、SYSCOM (USA) と業務提携を行い、米国進出にあたり日米でのプロジェクト遂行や導入後の運用・保守に対する課題に応えられるように、幅広いソリューションや全米をカバーする保守サービスを展開しています。

【窪田氏】SYSCOM (USA) は1990年に米国で設立された独立系企業で、北米に3拠点、日本に1拠点を展開しています。多くの日本語バイリンガルを擁し、インフラや業務システムの構築から運用までを一貫して提供できることが特長です。25年以上にわたる米国事業基盤を持ち、これまでに1,000社以上の実績があります。

CTCとの協業によって、日米のお客様を「つなぐ」ことを目指します。業務提携による注力分野としては「最先端ソリューションの企画開発・提供」「大規模システム向けの対応と運用アウトソーシングの強化」「北米オフィス／工場向けのソリューション強化」という3つがあります。当社の強みは、米国の顧客基盤や現地のサポート体制、価格競争力です。片やCTCには、日本の顧客基盤、日本品質の対応、グローバル対応力があります。これらを融合し、新しい価値を創出していきます。