CTCスーパーエンジニア対談企画『NEXT One』テクノロジーリーダーが集う、明日への提言
第2回「仮想化技術によるプラットフォームの最適化」
~企業システムの現状の課題への提言~
仮想化のメリットとCTCでのソリューション
では、仮想化の具体的なメリットやCTCで推奨する仮想化技術に関するソリューションやトピックスがあればご紹介してもらえますか?
CTCでは、これまでにもISP、キャリアなどの情報通信業界のサービスシステムに対してマルチベンダー環境における仮想化・統合化の導入で豊富な実績があります。 例えば1990年代からISPで採用されたBerkeley NOW(Network of Workstation)の技術(現在で言うクラウドコンピューティングに近い)、クラスタリング技術、ソフトウェア機能分散、負荷分散技術(負荷分散専用装置が出る前に実装経験あり)、eGeneraBladeFrame(vBlade)+Xen(顧客検証設備で稼働中)などです。昨年度、SolarisコンテナでOSレベルの仮想化技術で商用サービスシステムを手掛け、現在のところ大きな問題はなく稼動しており、サーバリソースの割り当て、新サービスの追加など効率良く行えています。これは単一OSに単一アプリケーションの制約があることからハードウェアのリソースを効率よく利用できている成功事例です。又、現在、VMware*1での提案、SolarisLDom(Logical Domains)の実証実験などに取り組んでいます。
私は、VMwareをはじめとする、まさに仮想化技術に関するソリューションの検証などを行っています。CTCでは、VmwareだけでなくXenに関してもアライアンス契約を結び、マルチベンダーのラインナップを提供しています。
VMwareに関しては、国内初の「Global System Integrator」として、多くの実績があります。また、CTC独自の仮想化・統合化ソリューションとして「Pool Family*2」を提供しています。Pool FamilyはMw Pool、DB Pool、VM Pool、FX Pool、NV Poolの各ソリューション群から成るソリューションで共通ITインフラに最適な製品の組み合わせを可能とし、また、設計、運用に関するナレッジがテンプレート化・ガイドライン化されている為、お客様は手順を考える必要がなく、スムーズなシステム導入が可能です。特にVM Poolは、米国で業界標準となりつつある仮想化ソフトウェア「VMware Infrastructure」、HPブレードサーバ「HP Blade System」、NASストレージ「NetApp FAS」の連携により、ハードウェアの物理的な構成にとらわれず、システムインフラを理論的に統合する仮想化技術として、Pool Familyの代表となるソリューションです。
CTCとしてはITインフラ仮想化・統合化コンサルティングサービス「SOIDEAL*3」の提供も開始しました。SOIDEALは、CTCの実績やノウハウをベースにITインフラの仮想化・統合化のためのサービスを体系化し、ユーザーのシステム環境やニーズに応じた最適なインフラを実現するためのコンサルティングサービスです。サービス構成は、ユーザーの既存インフラに仮想化・統合化を導入した場合の統合効果を算出する「効果測定」、ユーザーの既存インフラを踏まえて最適な統合手段とSOI(Service Oriented Infrastructure)の具体的な実現手順を策定する「方針策定」、独自の設計・運営ガイドラインをもとにユーザーに最適な方針・ステップを策定する「設計支援」の3つです。
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