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CTCスーパーエンジニア対談企画『NEXT One』テクノロジーリーダーが集う、明日への提言

第3回「クラウド・コンピューティングへの期待と展望」

~企業システムの変革への課題~

なぜ、今「クラウド・コンピューティング」に関心が集まるのか?

今津 : 

なぜ、今「クラウド・コンピューティング」というキーワードに関心が集まるのでしょうか? また、現実的に顧客企業はどの程度クラウド・コンピューティングのようなアーキテクチャの導入や取り組みを検討しているのでしょうか?

 
里見 : 

私はテレコム企業、中でもキャリア様向けの提案・サポートに従事しています。経営の変革スピードが要求され、これに伴い新たなビジネスモデルによる付加価値の拡大、情報システム投資コストの削減、情報セキュリティ対策・財務体質の改善等が急がれ、同時に情報システム資産の所有から利用へとビジネス環境が大きく変化してきたことでクラウド・コンピューティングへの期待が高まっています。特に我々のお客様でもあるキャリア様は、自ら新しいサービスを市場に提供していく立場の企業として、特に取り組みへの関心は高いのが現状です。

 
磯野 : 

私の担当は金融業界のお客様ですが、一般的に言われるパブリックなクラウド・コンピューティングだけではなく、プライベートなクラウドコンピューティングが求められるケースも多く見られます。サイロ型に構築されたシステムが林立し、余剰ITリソースが存在する実態があり、こうした課題への解決策としてIT基盤を統合してプール化し、グリッドコンピューティングなどを取り入れながら、ハイパフォーマンスで、運用性が高く、必要な時に必要なリソースを調達できる、社内環境でのクラウド・コンピューティング形態が注目されています。

 
白井 : 

私は主にCRMソリューション、コンタクトセンターなどの提案活動を行っていますが、クラウド・コンピューティングの考え方のひとつでもあるASP、SaaSは、ビジネス活動を支えるサービスインフラとして、ここ数年注目を集めただけでなく、利用も進みました。特に先行している例として営業支援系のサービスは、顧客へのレスポンスの迅速性が要求されるため、実績の多い分野のひとつです。例えば、CRMは一般的にROIが見えにくいものですが、ROIの検証も含め、初期導入コストを抑えながら、迅速にサービスをスタートできる点で、今後も利用が進むことが考えられます。

 
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