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CTC、クラウド型分散ストレージサービスを提供開始

衛星通信・放送の基礎技術を応用して全国7カ所にデータを分散保管

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一)は、お客様のデータを全国7ヶ所のデータセンターに分散保管するクラウド型ストレージサービス「分散データ保管サービス」(以下:本サービス)の提供を開始し、様々な業種の災害やセキュリティ対策へのニーズに対応します。2013年度末までに140社への提供、売上2億円を目標としています。
企業の情報資産は増え続け、ファイルベース容量で年率60%、5年間で5倍増加という試算もされています。こうした中、障害時や災害時のデータ消失対策やセキュリティ対策が企業にとっての課題となっています。

こうした課題に対応し、本サービスは、インターネットまたは通信キャリアの閉域網を利用してお客様のデータを暗号化し、自社のデータセンターと提携先を含め、北海道、東京、静岡、大阪、兵庫、福岡、沖縄の全国7か所のデータセンターに分散して保管します。本サービスは、クライアントPCだけなく、サーバをターゲットとした、地域災害への耐性を備えた大規模拠点分散型のクラウド・ストレージソリューションです。保管データに対して、AES暗号化(米国商務省標準技術局にて制定された米国政府の新世代暗号化方式)と認証情報に対するIBE暗号方式(利用者とサービス事業者間で事前に公開鍵を共有する必要のない暗号化方式)を組み合わせて、高いセキュリティを確保しています。データは、衛星通信/放送でのデータ転送などに利用される消失訂正符号化技術(*1)を活用して100個以上に断片化された後、7拠点のデータセンターにランダムに分散保管されるため、各拠点に保管されたデータは単独では意味を持たない状態(非情報化)となり、物理的なデータ盗難など万が一のセキュリティリスクを排除しています。また、70%相当の断片が集まればデータの復元が可能であるため、仮に2カ所のデータセンターとアクセス不能になってもデータ消失にはなりません。また、分散データ保管サービスのITインフラを支える施設は、20年に渡る運用ノウハウ・優れた立地条件と耐震性を確保したCTCのデータセンターおよび提携するデータセンターです。

CTCは、今後は医療分野などへのサービス提供をはじめ、映像、画像、設計データ、各種パテントなど重要データを取り扱うあらゆる業種の企業に対し、分散データ保管サービスを提供していきます。

分散データ保管サービスの主な特徴

1.圧倒的な耐災害性・耐障害性

  • 全国7ヶ所の拠点データセンターに自律的に分散保管
  • 優れた立地条件と耐震性を確保した堅牢なデータセンターを活用
  • 消失訂正符号にてパケットを冗長化することで70%相当の断片が集まればデータの復元が可能
  • シングルポイントのないシステム構成を実現し拠点障害時の可用性を確保
  • 自律協調機構により豊富なスケールアウト性能を保持
  • ハードウェア障害の兆候を自動検知・自律回避させ長期安定的な運用に最適化

2.ITセキュリティ認証「コモンクライテリア」を取得

  • 国際的なITセキュリティ認定基準「コモンクライテリア(ISO/IEC15408)」をクラウドサービスでは国内で初めて取得
  • 総務省ガイドライン「ASP・SaaS事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン」の各種管理対策に適合

3.最新技術を組み合わせた強固なセキュリティ

  • タイムスタンプによる電子署名の提供 (オプション機能)
  • AES方式によるデータ暗号技術の採用
  • 情報漏洩を防止する情報分散方式(Information Dispersal Algorithm)によるパケット分割
  • 衛星通信・衛星放送の基礎技術「消失訂正符号」によるデータ冗長化・符号化
  • 情報漏洩を防止する秘密分散技術によりネットワーク経由での地理的な分散保管を実現
  • AES暗号化の認証キーをIBE(Identity Based Encryption)暗号化し分散保存
  • 「ゼロ知識認証」を使用したID匿名化によりシステム管理者とアクセス管理者を分けて管理
*1 消失訂正符号化技術とは
あらかじめ付加した符号により、伝送途中などで消失したデータを瞬時に計算して復元する技術。

分散データ保管サービス概念図

分散データ保管サービス概念図
※本サービスにはスカパーJSAT株式会社が開発した特許技術「S*Plex3テクノロジー」を採用しています。

本件に関するお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

TEL:03-6203-4100
FAX:03-5512-3013
E-Mail:press@ctc-g.co.jp

現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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