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CTCSP、日本で初めて新規格による4K映像のライブ伝送システムを構築

大阪マラソン2013のパブリックビューイングにて伝送実験を実施

シーティーシー・エスピー株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社で、IT関連機器やソフトウェアの販売を行うシーティーシー・エスピー株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:熊崎 伸二、略称:CTCSP)は、エレメンタルテクノロジーズ社(以下:エレメンタル社)のライブエンコーダー※1製品「Elemental(R) Live」を用いて、従来の技術と比較し約2倍の圧縮効率を持った新規格であるH.265/HEVCエンコードによる4K映像ライブ伝送のシステム設計および構築を行いました。このシステムは株式会社ケイ・オプティコム(以下ケイ・オプティコム社)により、大阪マラソン(10月27日開催)のパブリックビューイングに採用されました。4KのH.265/HEVCによる中継は日本初の試みで、スーパーハイビジョン映像のネットワークを通じたライブ配信が可能となります。
従来のテレビの解像度であるHD(2K)の4倍の解像度となる4Kは、映像が美しい一方、データの容量が大きく、データを圧縮するH.265/HEVCは従来の圧縮方式であるMPEG2やH.264よりもアルゴリズムが複雑であるため、エンコーダーの処理負担は大きくなります。そのため、画像の変換処理を、ネットワークを通じてほぼリアルタイムで実現するライブでの提供は困難とされてきました。

Elemental Liveはマルチデバイスに向けてライブストリーミングを提供するLiveエンコーダー製品です。並列処理能力に優れたGraphic Processing Unit(GPU)※2を使用した独自開発のHEVCコーデックにより、1台のエンコーダーで4K解像度のライブ変換を実現します。CTCSPは、4K・H.265/HEVC再生端末(以下:デコーダ)の調達、Elemental LiveとデコーダのIP接続、デコーダと4Kテレビとの接続等のシステム構築作業を実施しました。また、今回の大阪マラソンでは、ケイ・オプティコム社によるPC、スマートフォン、タブレット等に向けたマラソン特別番組のライブストリーミングも配信されました。このサービスはElemental Liveを活用して実現しており、CTCSPとCTCが連携し、設計から構築、保守までを担当しています。

CTCSPは、エレメンタル社製品の国内販売代理店として、早い段階から4K映像のH.265/HEVCエンコードに取り組んできました。今回の映像配信実験においても、エレメンタル社製品の販売から得た知識や経験を活かし、エレメンタル社の支援を受けながら、システム構築を行いました。今後は、エンコーダー製品の更なる拡販と信頼性の高いシステムをお客様に提供していきます。

また、CTCSPは11月13日から3日間幕張メッセで開催される「Inter BEE 2013」において、Elemental Liveの展示および4K・H.265/HEVCのライブデモを実施する予定です。また、開催前日の11月12日には報道関係者を対象に、4K・H.265/HEVCライブのプレスプレビューを実施します。

Inter BEE 2013

日時 2013年11月13日(水)~15日(金)
会場 幕張メッセ 8ホール クロスメディア部門
詳細 http://www.inter-bee.com/ja/

4K映像ライブ伝送実験 CTCSPシステム構築範囲

4K映像ライブ伝送実験 CTCSPシステム構築範囲
 

Elemental Live 写真

Elemental Live 写真
Elemental Live 写真

エレメンタルテクノロジーズ社について

エレメンタルテクノロジーズ社は、マルチスクリーンコンテンツ配信向けビデオソリューションのリーディングサプライヤーです。2006年に米オレゴン州ポートランドに本社を設立、グラフィック・プロセッサ(GPU)の処理能力を使い、4K配信やアダプティブビデオストリーミングなどの最先端で革新的な技術を開発しています。世界各国のメディア企業約300社へ映像ソリューションを提供しています。

シーティーシー・エスピー株式会社について

1990年4月に設立されたCTCSPは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社のグループ会社です。世界各国の企業とのパートナシップに基づき、企業内インフラのみならずクラウドインフラに必要不可欠な製品および独自ソリューションを国内のお客様にお届けします。
http://www.ctc-g.co.jp/~ctcsp/
※1 ライブエンコーダー
リアルタイムの映像を実時間で、H.264やH.265/HEVC等の符号化方式を使ってデータ圧縮を行う製品。

※2  Graphic Processing Unit(GPU)
主に画像処理に使用される半導体。中央処理装置(CPU)より高い処理性能だが、処理を行う際にプログラムの専用言語を開発する必要がある。

本件に関するお問い合わせ先

シーティーシー・エスピー株式会社
事業本部 ビジネス企画推進部

TEL:03-5712-8070
E-Mail:sp-admin@ctc-g.co.jp

現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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