イベント・レポート

CTC製造ソリューションフォーラム2013 ~ グローバル戦略、次のステージが動き出す ~ セミナーレポート1

更新

「グローバル戦略、次のステージが動き出す」をテーマに、分科会、デモ・展示を行いました

  • 製造
開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
協賛
<ダイヤモンドスポンサー> *50音順
EMCジャパン株式会社、ヴイエムウェア株式会社、シーメンスインダストリーソフトウェア株式会社、シスコシステムズ合同会社、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社、日本オラクル株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、ネットアップ株式会社、パロアルトネットワークス合同会社、株式会社日立製作所、富士通株式会社・富士通ミドルウェア株式会社、ブルーコートシステムズ合同会社

<ゴールドスポンサー> *50音順
株式会社Imperva Japan、Infoblox株式会社、イメーション株式会社、エクスジェン・ネットワークス株式会社、オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社、株式会社構造計画研究所、シーティーシー・エスピー株式会社、シネックスインフォテック株式会社、ソリッドワークス・ジャパン株式会社、ダッソー・システムズ株式会社、株式会社電通国際情報サービス、ファイア・アイ株式会社

2013年10月18日ホテル日航東京において、伊藤忠テクノソリューションズ主催の「CTC製造ソリューションフォーラム2013」を開催しました。PLMユーザー会発足から数えて26回目を迎え、今年のテーマは「グローバル戦略、次のステージが動き出す」。日本を代表する大手製造業各社様の取り組み施策や、業界を代表するトップベンダーおよびCTCからのソリューションメッセージを、28セッションの講演とデモ・展示ブースを通してご紹介しました。当日は1,000名を超えるお客様を迎え、盛況裏に終えることができました。

本レポートでは、2回にわたり弊社社員が行った講演の模様をお伝えします。

セミナー当日の様子 1
セミナー当日の様子 2

CTCのグローバルビジネスの今と展望

エンタープライズシステム事業グループ 根岸 秀樹より、タイ、マレーシア、米国シリコンバレーからのレポートを交え、CTCのグローバルビジネスの報告を行いました。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 エンタープライズシステム事業グループ 根岸 秀樹

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 エンタープライズシステム事業グループ
根岸 秀樹

CTCのグローバル展開状況

CTCは近年、2011年4月にシンガポールオフィス、2012年4月に北米子会社、同年6月にタイNetband社に資本参加、そして本年2013年3月にはシンガポールとマレーシアに子会社を設立しました。このように、CTCは2013年をグローバル元年とし、アジアにフォーカスして、本格的な展開を開始しています。

ASEANは、2030年には人口が7億人、GDPは2.5倍へと成長が予測されており、これもあって多くの日本企業がASEANに注目しています。ここにおいてCTCの目指しているサービスは、現地拠点を中心に、時には日系の現地パートナー様あるいは地場のパートナー様と連携した、日本品質のリアルタイムな提供です。高品質なサービスや最新の情報を、時間差なく現地へお届けします。

そのための即戦力となるスタッフも充実させています。例えばシンガポールでは社員数が120名、マレーシアでは650名、タイでは50名という具合です。この800名を超える陣容からもCTCの意気込みをご理解いただけると思います。

この会場では、タイ、マレーシア、シリコンバレーオフィスを接続し、同時中継で現地法人からレポートいたします。

タイNetband Consulting Co.,Ltdよりレポート

ご存じのようにタイは製造業のハブとして、多くの日系企業が進出しております。2012年は軽自動車購入促進政策もあって6.5%の経済成長率となりましたが、今年2013年はEUや中国の経済減速による輸出減少の影響から8月以降は下ぶれしている状態です。とはいえ、日本企業の進出は継続して増加傾向にあり、懸念されている洪水の被害報告もありません。2014年には5.5%と経済成長の立ち直りが予想されています。ASEAN内における地理的なメリット、労働者の人件費とスキル、整備されたインフラからみて、タイの優位性は当面揺らぐことはないと思われます。Netband社はタイ進出日系企業のIT課題に対しCTCと連携してベストなソリューションを提供していきます。

マレーシア CTC Global Sdn. Bhd.よりレポート

マレーシア法人は2013年3月に買収し、従業員650名となるASEAN最大規模の組織となっております。ITインフラSIerでは国内トップ、主に製造業と金融業をお客様としています。

このマレーシアのIT最新事例としてAIG GS社のMalaysia Global Centerをご紹介します。AIG社は130以上の国や地域で顧客にサービスを提供していますが、そのサービスセンターは各国に分散していました。これを米国とマレーシアの2ヶ所に集約。世界中へオペレーションセンター、コマンドセンター、サービスデスクの役割を提供しています。マレーシア政府も外国資本の優遇施策を展開しておりますし、CTCも一丸となってご支援いたします。マレーシアへの進出のご検討、よろしくお願いします。

アメリカITOCHU Techno-Solutions America, Inc.よりレポート

CTCアメリカはシリコンバレーの中央に位置し、この地で産まれる最新のテクノロジーをウオッチするのが役目です。そして、これはと思う技術に着目し、評価・検証の上、日本へ輸出します。長年培った人脈と独自の目利き力を生かし、昨年は500社以上のベンチャーをリストアップし、有望な数社に絞って代理店契約しました。それがSDNの先駆けとなったBig Switch Networks社であり、ビッグデータ時代を支えるストレージベンダーCleversafe社です。今後の活躍にご期待ください。

最後にCTCが推進するグローバル向けソリューションの一例として、SDI(Software Defined Infrastructure)によるグローバルデータセンターを紹介します。すでに横浜DCと神戸DCにおいて実証実験を終了し、年末までにはシンガポールとマレーシアを接続した実証実験を終え、来年にはデモをお見せできるかと思います。日本とASEANを連携させた、他社にはないソリューションやサービスでお客様のグローバルビジネス展開をご支援いたします。

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※記載内容は掲載当時のものであり、変更されている場合がございます。