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CTC Forum 2016 CTC講演

APMとNPMの連携でサービス全体を性能管理
サービスの快適さでビジネスを守るAvail-ProE

更新

APMとNPMの連携でサービス全体を性能管理
サービスの快適さでビジネスを守るAvail-ProE

  • サーバ
  • ネットワーク
  • 構築支援
開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
講演
シーティーシー・テクノロジー株式会社
シーティーシー・テクノロジー株式会社 ビジネス開発室 Avail企画開発部 Avail-Pro技術推進課 細谷 真

シーティーシー・テクノロジー株式会社
ビジネス開発室 Avail企画開発部 Avail-Pro技術推進課 細谷 真

アプリケーションのパフォーマンスが企業業績に大きな影響を与えるようになってきました。システム停止はもちろん、レスポンス悪化だけでも問題になるのです。その一方でIT基盤は複雑化が進んでおり、トラブルを切り分けにくくなっています。問題の原因特定に加え、問題の予兆を捉えることがますます難しくなっています。

こうした現状に対して、システムを守るのではなくビジネスを守ることが重要だという思いから立ち上げたのが「Avail-ProE(アベイルプロイー)」です。すでに提供中のハードウェア異常監視サービス「Avail-I(アベイルワン)」をベースとし、新たなコア技術としてネットワーク性能管理(NPM)およびアプリケーション性能管理(APM)を加え、サービスのパフォーマンス全体を管理できるサービスです。

APMはエンドユーザーのリクエスト開始から応答されたページの表示に至るまでの、一連の処理の流れを細かく分解し、それぞれの段階に要した時間を把握する仕組みです。各段階の所要時間をすべてのトランザクションについて蓄積・分析することで、エンドユーザーが体感する時間のどこに問題があるかを見極めます。一方、NPMはクライアントとサーバの間で通信されるパケットを収集・蓄積・分析し、ヘッダに含まれる時刻情報から通信経路上の遅延を計測する仕組みです。これまでAPMとNPMを連携させたケースはほとんどありませんが、Avail-ProEでは両者を組み合わせることで、システムのパフォーマンスに関する情報のすべてを見極めることが可能となっています。

Avail-ProEは全トランザクションの情報を監視するため、サービスに関する各種指標の傾向を常にチェックでき、ユーザーが“遅い”と感じる前に手を打つことが可能となります。また再現性の乏しいトラブルが生じた場合でも、蓄積したデータから容易に分析できます。

他講演レポート

2016年10月28日開催「CTC Forum 2016」の他講演レポートは、下記のリンクからご覧ください。
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