「IT Life Cycle in DC」をコンセプトに掲げ
ITライフサイクルすべてに対応できる体制へ

CTCは「IT Life Cycle in DC」というコンセプトを掲げて、データセンター事業を展開しています。このコンセプトはお客様のITシステム全般にかかわるライフサイクルを、当社のデータセンターですべて高品質な形で担おうというものです。このライフサイクルは5つのフェーズに分かれます。具体的には、事業拡大や業務効率化を図る「ビジネス戦略」をはじめ、「企画・設計」「調達・購買」「開発・構築・導入」、そして24時間の安定稼働を図る「運用・保守」です。

当社は一般的なデータセンター事業者が担うIT運用、ハウジング、ネットワークといったサービスを含め、さらに上流にあるフェーズにも対応できるデータセンター事業を目指しています。

自社データセンターは都内に3カ所、横浜と神戸に1カ所ずつの計5カ所あります。またパートナーと提携し、国内外でお客様のご要望に応えられる体制をとっています。それぞれのセンターには経験豊富な運用要員が常駐し、有事の際の迅速な対応に備えています。また、お客様専属のデータセンターにおける「コンシェルジュ」の機能を担うサービスマネージャーが、いかなるご要望も一元的にお受けします。専属のため、お客様のシステムの重要性、過去からの経緯を熟知しており、日々の運用からわかる改善点に対し、特定のベンダーに依存することなく、CTCグループの総合力をフル活用した提案が可能となっています。

当社はこのほど、「DC-ASSIST」という、データセンターでの現地作業、マルチベンダー保守、運用、監視、セキュリティといった基本的な業務をパッケージにしたサービスをリリースしました。これを利用すれば、障害検知後の対応をすべて当社で実施し、お客様の負担を大幅に低減できます。障害の切り分け、ログ収集を自動化しているため、対応も迅速になり、コスト削減効果もあります。「IT Life Cycle in DC」のコンセプトのもと、今後もサービス拡充を図ります。