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CTC Forum 2016 CTC講演

DeepLearningにおける
HPCクラウド「Rescale」の活用

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DeepLearningにおける
HPCクラウド「Rescale」の活用

  • クラウド
  • IoT
  • 製造
  • 科学/工学
開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
講演
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 サービスビジネス推進部 課長 富坂 亮

サービスビジネス推進部 課長 富坂 亮

近年、AIの学習方法のひとつであるDeepLearningに注目が集まっています。

DeepLearningは「アルゴリズムの成熟」と学習に必要な「ビッグデータ」とGPUやHPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)をはじめとする「計算能力の向上」により、大きく進展しています。

DeepLearningには「学習」と「推論」の大きく2つのプロセスがあり、学習のプロセスには非常に大きな計算能力が必要となるため、クラウドを活用しようという動きが活発化しています。これまでオンプレミスでは、ハードウェアの台数の制約から計算に何日も要していましたが、クラウドを使って大幅に時間を短縮しようというわけです。

CTCは2015年から、これらのDeepLearningの学習に対応したRescale社のHPCクラウドサービス「Rescale」を取り扱っています。

Rescale社には伊藤忠グループのベンチャーキャピタルである伊藤忠テクノロジーベンチャーズも出資をしています。

Rescaleは従来型のリソースのみを提供するIaaSのサービスと異なり、DeepLearningのフレームワークも提供する、特定の業務に強みを持つインダストリークラウドです。DeepLearningのフレームワークとしては、TensorFlow、Chainer、Caffe、Torch、KerasなどDeepLearningの主要なフレームワークを実装しており、すぐに学習基盤として活用することができます。最近ではプロトタイピング用に、Jupyterの環境も提供されています。

画像認識に強いパートナーであるシステム計画研究所と共同で、Rescaleで学習したAIを使って、カメラから入る画像データをリアルタイムで認識するデモ環境の説明も行いました。

他講演レポート

2016年10月28日開催「CTC Forum 2016」の他講演レポートは、下記のリンクからご覧ください。
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