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CTC Forum 2016 CTC講演

「社内起業家」と「アクセラレーター」
2つの側面からイノベーション創出を目指す

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「社内起業家」と「アクセラレーター」
2つの側面からイノベーション創出を目指す

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開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
講演
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 イノベーション推進室 主任 北條 将也

イノベーション推進室 主任 北條 将也

国内企業の経営層が今後3年で最も重要な経営課題として掲げているのが、新規事業・イノベーションの創出です。その背景としては、日本経済の成長率の鈍化、グローバル化や異業種参入の脅威などの業界・企業動向、顧客消費者のニーズの変化などが挙げられるでしょう。

CTCは社会課題やユーザーが真に求めることに対して価値を届けるようなイノベーション推進のビジョンとアプローチを掲げています。そこでは「社内起業家」と「アクセラレーター」という2つの大きな役割があります。

まず社内起業家については、未来社会に向けたサービスとしてスマートアグリや介護福祉ヘルスケア、東京オリンピック・パラリンピックに向けた観光を、また未来社会へのテクノロジーとしてネットワークロボット、AI、IoT、ブロックチェーンといったテーマを軸としたプロジェクトを進めています。例えばロボットサービスの分野では、お客様がアイデアを簡単に試せる場として「RoBo-LAB」という共創の場を開設しています。

一方のアクセラレーターとしての活動では、3年目を迎える社内アイデアコンテストが挙げられます。コンテストではグループ会社から幅広くアイデアを募り、事業化推進をバックアップしています。事業化推進に向けては、伊藤忠グループ企業との連携により、総合力を発揮できるのも強みです。

企業が取るべきイノベーションアプローチは「計画」「観察」「評価」「事業化検討」の4つのフェーズに沿うことが肝要です。また社内外に積極的に情報発信することで、リソースの有効活用や新たなパートナーの発見につながるかもしれません。当社は共創に向けたイノベーション推進体制を整えており、当社を媒介にすることで、リーチが難しかった業種業態に働きかけ、新しいビジネスを創出することも可能となります。新たな社会課題などを見つけ、お客様と新しいビジネスを創っていければと願っています。

他講演レポート

2016年10月28日開催「CTC Forum 2016」の他講演レポートは、下記のリンクからご覧ください。
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