IoT導入とAI活用にまつわる疑問を解消
素早く開始し大きく育てる“虎の巻”とは

IoTとAIの活用に関して、企業の担当者はさまざまな疑問を抱いています。代表的な疑問は「進め方がわからない」「適用領域がわからない」などです。このほかにも「専門家がいない」「データから気づきを得られるかわからない」「投資対効果がわからない」といった声もよく耳にします。

しかし、IoTとAIのビジネス展開はできるだけ早くチャレンジすべきです。IoTとAIは簡単に取り組むことができます。取り組みを通して効果を実感することが重要です。IoTやAIについてはさまざまな企業がサービスを提供しています。大きく分類すると、用途特化型（バーティカル）と用途汎用型（ホリゾンタル）に分けられ、それぞれについて、スクラッチ開発が必要なもの、フレームワークで対応できるもの、ソリューションとして提供されるものに分けられます。CTCも、いくつかのサービスを提供しています。

サービスを利用する際には、AIモデルを作成して、そこからブラッシュアップしていくことが大切です。またデータフォーマットが意外に重要で、データサイエンティストと業務スタッフはデータのレベルで話をすることがポイントです。

では、IoTとAIに対する疑問はどう解消すればいいでしょうか。そのために当社は、「AsIsマトリクス」を紹介しています。これは、データがない／データがあるという軸と、施策が不明確／施策が明確という軸で取り組みを4つに分類したものです。例えば施策が明確で、データがあるという場合は、フレームワークを提供しているサービスを活用して、設計や実装の工数を削減します。

このAsIsマトリクスで現状を確認し、ツールとフレームワークを活用して、ステップを踏みながら取り組みを進めていきます。少しずつ成果を出しながら、AIの価値を積み上げ、プラットフォームとして成熟させていくことを目指してください。