コラム
これでナットク ~3次元カメラでゲームはもっと楽しくなりますか?~
体の動きにキャラを合わせる
3次元を写せるカメラは、すでに開発されています。米国のベンチャー企業が開発した技術で、光の飛行時間を計測して物体の形を3次元で写します。
私たちは、両目の視差を利用して、物の立体感を認識しています。過去にも、ステレオカメラのように、視差を利用して擬似的に立体的な映像を写す装置はありました。しかし、IT(情報技術)を活用した最新の3Dカメラは、振動する光が飛行するときのわずかな位相のずれを利用して物体の距離を計測します。
具体的には、カメラから高速で振動する光を出して、その反射をCMOSセンサーで計測して位相の変化を距離に置き換え、写している物体の3次元情報をデータ化します。現在の3Dカメラは、映し出せる映像が白黒で、撮影範囲も数メートルから10メートルと限られていますが、それでも3D映像をデータとしてコンピュータに取り込み、解析ソフトを応用することで、立体的な映像をコンピュータの中で再現したり、3Dカメラで捉えた3次元の動きをデータとして利用できます。
例えば、3Dカメラと体感型ゲームを組み合わせると、体の動きに合わせてゲームの中のキャラクターが動くようになります。試作用に作られたゲームでは、プレイヤーが3Dカメラの前で飛ぶようなポーズをとると、画面の中のキャラクターが空を飛んだり、スキーで滑り降りるといった楽しみ方があります。
将来的には、もっと人の自然な動きをゲームの操作にできる3Dカメラと体感型ゲームが登場するかもしれません。
3Dを写す技術は、ゲーム以外にも応用が可能です。例えば、運転席から見えない車の死角を3Dカメラで写して安全を確認するとか、人の動きや身長なども判断して自動ドアの動きを制御するなど、便利さや楽しさだけではなく、より安心できる機器の制御にも貢献が期待されています。
(エンタープライズビジネス第3本部 武本憲幸)
私たちは、両目の視差を利用して、物の立体感を認識しています。過去にも、ステレオカメラのように、視差を利用して擬似的に立体的な映像を写す装置はありました。しかし、IT(情報技術)を活用した最新の3Dカメラは、振動する光が飛行するときのわずかな位相のずれを利用して物体の距離を計測します。
具体的には、カメラから高速で振動する光を出して、その反射をCMOSセンサーで計測して位相の変化を距離に置き換え、写している物体の3次元情報をデータ化します。現在の3Dカメラは、映し出せる映像が白黒で、撮影範囲も数メートルから10メートルと限られていますが、それでも3D映像をデータとしてコンピュータに取り込み、解析ソフトを応用することで、立体的な映像をコンピュータの中で再現したり、3Dカメラで捉えた3次元の動きをデータとして利用できます。
例えば、3Dカメラと体感型ゲームを組み合わせると、体の動きに合わせてゲームの中のキャラクターが動くようになります。試作用に作られたゲームでは、プレイヤーが3Dカメラの前で飛ぶようなポーズをとると、画面の中のキャラクターが空を飛んだり、スキーで滑り降りるといった楽しみ方があります。
将来的には、もっと人の自然な動きをゲームの操作にできる3Dカメラと体感型ゲームが登場するかもしれません。
3Dを写す技術は、ゲーム以外にも応用が可能です。例えば、運転席から見えない車の死角を3Dカメラで写して安全を確認するとか、人の動きや身長なども判断して自動ドアの動きを制御するなど、便利さや楽しさだけではなく、より安心できる機器の制御にも貢献が期待されています。
(エンタープライズビジネス第3本部 武本憲幸)
※このコンテンツは2008年9月2日にフジサンケイビジネスアイ紙に掲載しました。
記載されている会社名、製品名、サービス名は伊藤忠テクノソリューションズ(株)または各社の商標もしくは登録商標です。