Best Engine

ITの最新動向を紹介する技術情報サイト

記事の
絞り込み

CSR Forward CTCグループのサステナビリティ

「2050 CTC環境宣言」
本業を通じ、2050年までにCO2排出量ゼロを実現

CTCは、2050年までに自社事業に伴うCO2排出量ゼロを目指す、中長期の環境目標「2050 CTC環境宣言」を策定。
自社の環境資源の使用量の削減はもちろん、本業を通じて、お客様や社会と共に持続可能な未来を実現するために、様々な取り組みを行っています。

CTCでは、「明日を変えるITの可能性に挑み、夢のある豊かな社会の実現に貢献する。」という企業理念のもと、気候変動への緩和と適応、資源の有効活用、生物多様性の保全などの取り組みを通じ、事業活動と地球環境の調和を念頭に、環境目標「2050 CTC環境宣言」を策定しました。IoTやAIといった最先端技術による省エネルギーの推進、ITを用いたイノベーションの創出、再生可能エネルギーの活用、非化石証書やグリーン電力証書の利用などにより、2050年までにCO2排出量ゼロの実現を目指しています。

持続可能な未来への取り組みCO2の排出量を削減するデータセンター

1988年に横浜コンピュータセンターを開設して以来、お客様のニーズ、ITの進化に合わせてサービスを拡充し、現在、日本国内で4拠点、6つのデータセンターを運営しています。
CTCグループでのCO2排出量全体の約9割はデータセンターが占めていますが、サーバが格納されているラック1台の電力消費量は一般家庭の約10倍とも言われており、お客様のシステムをデータセンターで預かり、効率的な電力消費を行うことで社会全体の環境対応策につながると考えています。また、各データセンターでは、省エネにつながる設備の導入や敷地内の緑化などを推進しています。

持続可能な未来への取り組みシステムの省エネを実現するOpen Compute Project(OCP)

OCPは、米国Facebookが提唱し、2011年に発足したプロジェクトです。大規模データセンターに最適なハードウェアの標準化、オープンソース化の推進を目的としています。
OCP仕様のハードウェアは低消費電力、低コストでのシステム構築が可能で、従来に比べ消費電力を30%削減できることから、環境負荷の低減につながります。

CTCは、2014年に国内で初めてOCPソリューションプロバイダの認定を受け、現在も国内唯一のプロバイダとして製品販売・構築を推進しています。

OCPのメリット
  1. 電力変換効率の高い、専用ラックの仕様による省電力
  2. メンテナンスの操作性が良いことによる運用コストの削減
  3. 省スペース
Wiwynn社のOCPサーバ製品

Wiwynn社のOCPサーバ製品。シンプルな構造で、ドライバーなど道具なしでパーツ交換が可能

持続可能な未来への取り組み再生可能エネルギーの有効活用を支援

CTCでは、再生可能エネルギーの分野においても、25年以上にわたり気象予測や風力発電などの出力予測に関する開発を行っています。自社サービスとして提供するクラウド型統合IoTサービスの「E-PLSM(エプリズム)」は、発電・需要予測・設備に関する情報など、膨大なデータを収集・解析し、発電予測や機器の故障予知などを可能とするもので、発電業者や一般企業の効率的なエネルギー活用を支援しています。

出典:Best Engine Vol.10

記載内容は掲載当時の情報です。最新情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

.