第40期 CTC Report 春・夏号
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Q2019年度も堅調なIT投資が継続すると想定しており、引き続き強みを活かしつつ、新たな分野にチャレンジしていくことで、中期経営計画の達成を目指します。Q当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題として認識し、安定的な配当に努めるとともに、業績に応じた利益還元を重視し、内部留保金とのバランスを考慮しながら、配当水準を高めることを基本方針としています。2018年度の期末配当は、当初予想に比べ2円増配の26円としました。これにより、中間配当24円とあわせ年間配当金は、前期に比べ5円増配の1株当たり50円となり、10期連続の増配、連結配当性向は●案件の継続獲得●関連ビジネス推進●顧客と共にDX継続推進●先端技術によるビジネス拡大●M&Aを含む領域拡大2「外に出る」では、グローバルレベルでの事業拡大やサポート強化を目的に、英国Newton Information Technology Ltd.との業務提携ならびに米国SYSCOM(USA)INC.との資本提携を実施しました。また、コーポレート・ベンチャー・キャピタル「CTCイノベーションパートナーズ」の投資案件では、AIスタートアップ企業の(株)シナモンへの出資や、フードロス削減に取り組む(株)コークッキングと提携するなど、新たな事業領域の開拓に挑戦しました。「足元を固める」では社員約3,000名へのAI教育実施によりAIビジネス推進体制を強化。また「健康経営優良法人まず、国内で商用サービスが本格化する第5世代移動通信システム(5G)について、インフラ構築はもちろんのこと、改善、拡張、機能追加についても継続的な獲得に取り組みます。また、コンサルティングサービスの拡充やアプリケーション開発力の強化でお客様と共に成長するパートナーシップを築きつつ、先端技術を用いたデジタルビジネスを拡大します。グローバルにおいては、インドネシア、タイ、マレーシア、2019(ホワイト500)」に3年連続で認定されるなど、経営基盤の強化にも注力しています。シンガポールのグループ企業の連携により、ASEAN地域のビジネスの拡大を積極的に推進します。また、中国、欧州でのR&D体制整備や、M&Aを含む領域拡大を目指します。2019年度の重点施策46.9%となりました。また、2019年度も業績の伸長を見込んでおり、年間配当金は1株当たり55円を予定しています。引き続き「リーディング・カンパニーとして、IT産業の進化を担う」姿の実現に向け、持続的な企業価値向上に努めることで、株主の皆様のご期待に応えていく所存です。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。5G(第5世代移動通信システム)DX(デジタルトランスフォーメーション)GLOBAL(海外事業)Horizon 1上に広げるビジネス変革への挑戦Horizon 2前に伸ばす強みをさらに強くHorizon 3外に出る新たな分野・リージョンの開拓Horizon 4足元を固める経営基盤の強化New Horizons中期経営計画の2年目の重点施策をお聞かせください。株主の皆様へのメッセージをお願いします。

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