第40期 CTC Report 春・夏号
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16%22〜24%5CTCは、再生可能エネルギーなどの発電設備やプラント、送配電設備等の稼働状況を監視し、エネルギー利用を統合的に管理するクラウド型のIoTプラットフォーム「E-PLSM(エプリズム)」を提供しています。地球温暖化対策や電力における自由化を背景にビジネスは多様化しており、設備・プラントの安定稼働や、購入・販売における効率化、需給のバランスを保つための発電出力予測の精緻化などが求められています。CTCは、このようなニーズに応えるため、「E-PLSM」に「設備の異常予兆の検知機能」を追加し、併せて「発電出力予測機能」を強化しました。異常予兆の検知により、お客様は設備の故障発生前に対応が可能となり、計画外の停止を低減することで稼働率の向上につなげられます。予測機能は電力市場における売買計画や設備の稼働計画に役立ち、発電スマートホームIoTデータ収集 蓄積再生可能エネルギー再エネ発電予測設備異常予兆監視・診断運転レポート出典 ※1「Renewables 2018 Global Status Report」 ※2「World Development Indicators: Sustainable Development Goals」普及拡大が見込まれる再生可能エネルギー2017年の統計では、世界の発電量における再生可能エネルギーの割合は約27%※1、カナダは60%、ドイツやスペインは30%を超えています。日本は約16%※2で、政府は2030年までに22〜24%に引き上げる目標を設定しています。所の業務効率化や送配電事業における需給調整に活用できます。今後も「E-PLSM」を拡充し、クリーンエネルギー技術の進展を通してSDGsの達成に貢献していきます。プラント・発電所IoTデータ予測 分析2017年送配電2030年目標さまざまなセンサーデータの収集・監視・分析・予測を行える、クラウド型統合IoTサービス日本の再生可能エネルギー発電割合エネルギーIoTクラウド「E-PLSM」「E-PLSM」のサービス提供イメージFEATURE2社会課題に向き合う再生可能エネルギーの普及拡大をIoTで支援CTC!

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