第40期 CTC Report 秋・冬号|伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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好調な企業収益や雇用環境の改善などを背景に各分野におけるIT投資への意欲は引き続き旺盛で、情報サービス産業を取り巻く環境は堅調に推移しました。このような中、当社グループの2018年度上期の業績は通信、インターネットサービスプロバイダ、金融向けなどが好調に推移し、売上収益が前年同期比18億円増の1,921億円、売上総利益が14億円増の456億円、営業利益が0.9億円増の105億円となり、いずれも2006年の伊藤忠テクノサイエンス(株)と(株)CRCソリューションズの経営統合後最高となりました。デジタルトランスフォーメーションや働き方改革の推進に伴う新しいテクノロジーの活用、5Gを中心としたネットワークインフラの機能拡充や仮想化など、IT環境はより複雑化してきています。こうした環境の中で、当社グループがインフラ構築をはじめとした強みをさらに伸ばしながら、新しい景色を見るために視野を広げ、活動の場を切り拓くという意味を込めて中期経営計画のサブタイトルを「Opening New Horizons」と名付けました。「上に広げる:ビジネス変革への挑戦」、「前に伸ばす:強みをさらに強く」、「外に出る:新たな分野・リージョンの12018年度上期の市況と業績について日ごろより温かいサポートをいただき、誠にありがとうございます。当社グループは、「リーディング・カンパニーとして、IT産業の進化を担う」を目指す姿とした、4つの重点施策から成る2018〜2020年度の中期経営計画「Opening New Horizons 新しい景色を見るために」を策定しました。この中期経営計画の下、当社グループの強みを活かしつつ、新たな分野へのチャレンジを推進してまいります。代表取締役社長菊地 哲中期経営計画と上期の進捗状況TOP MESSAGEトップメッセージ

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