第41期 CTC Report 春・夏号|伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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高水準な企業収益や雇用環境の改善などにより、情報サービス産業でも製造、流通分野などでIT投資が回復傾向にあり、ビジネス環境は概ね順調に推移しました。当社グループの業績は、前期比で増収・増益となり、期初予想値を上回る着地となりました。また、売上収益と全ての利益項目に加え、受注高および受注残高が2006年の伊藤忠テクノサイエンス(株)と(株)CRCソリューションズの経営統合後最高となりました。ROEに関しても、中期経営計画の目標である12%を超え12.6%となり、統合後最高となりました。2018年4月に策定した中期経営計画は、ITがこれまで以上に重要な役割を果たす時代においてCTCが自らの強みを活かし、どのような分野に「挑戦」しようとしているのかを示しています。2020年度も、計画達成に向けて「新しい景色を見る」ための様々な取り組みを推進してまいります。代表取締役社長柘植 一郎12019年度の市況と業績について中期経営計画の進捗状況と2020年度の重点施策日ごろより温かいサポートをいただき、誠にありがとうございます。このたび、2020年6月18日付で代表取締役社長に就任いたしました。「リーディング・カンパニーとして、IT産業の進化を担う」を目指す姿とした、3か年の中期経営計画「Opening New Horizons−新しい景色を見るために−」の2年目にあたる2019年度は、計画の目標達成に向けて力強く前進することができました。ここに、そのご報告をするとともに、中期経営計画最終年度となる2020年度の重点施策についてご説明します。TOP MESSAGEトップメッセージ

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