第41期 CTC Report 秋・冬号|伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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1米中の通商問題の深刻化により製造業など一部で弱さが見られたものの、情報サービス産業におきましては、製造、流通分野などでIT投資が回復傾向にあり、ビジネス環境は堅調に推移しています。当社グループの上期業績は、前年同期比で増収・増益となり、2019年度計画達成に向けて順調な進捗となりました。また上期における売上収益と全ての利益項目、受注高および受注残高が2006年の伊藤忠テクノサイエンス(株)と(株)CRCソリューションズの経営統合後最高となりました。2018年4月に策定した中期経営計画は、ITがこれまで以上に重要な役割を果たす時代に、CTCが自らの強みを活かし、どのような分野に「挑戦」しようとしているのかを示しています。2019年度は、「新しい景色を見る」ための本格的な取り組みが始動しています。当社グループは、本格的に動き出した第5世代移動通信システム(5G)をビジネスチャンスと捉え、事業の成長へと着実につなげていきます。また、SDGs(持続可能な開発目標)に真摯に向き合い、本業を通じて課題解決に取り組んでいきます。株主の皆様におかれましては、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。代表取締役社長菊地 哲2019年度上期の市況と業績について中期経営計画と上期の取り組み株主の皆様へのメッセージ 日ごろより温かいサポートをいただき、誠にありがとうございます。 2019年度は「リーディング・カンパニーとして、IT産業の進化を担う」を目指す姿とした、3か年の中期経営計画「Opening New Horizons −新しい景色を見るために−」の2年目となります。社会を支え、社会問題を解決するためにITが果たす役割は、ますます大きくなる中、当社グループは強みを活かしつつ新たな分野へチャレンジし、計画達成に向けて4つの“Horizons”を推進しています。TOP MESSAGEトップメッセージ

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