第41期 CTC Report 秋・冬号|伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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みんなで助け合い!6※障がいのある社員を指導・支援する役割の社員。ひなりモデルの鍵を握る存在。昨今、農業と福祉分野が連携した「農福連携」に注目が集まっています。CTCの特例子会社として障がい者雇用を推進する(株)ひなりの浜松オフィスでは、38人(うち、障がいのある社員28人)が農福連携に取り組んでおり、その取り組みは「ひなりモデル」といわれています。定植、収穫、圃場の整備などの農作業の一部をひなりが請け負うことで、農業者は作物の世話など本業に専念でき、経営規模の拡大につながり、ひなりは業務請負が増えることで障がい者雇用の推進につながります。農作業には様々な工程があるため、私たちサポートマネージャー※が作業工程を分解し、手順書を作って指導しています。厳しいながらも開放感のある自然の中で作業をやり遂げたときの達成感は社員の成長と働きがいにもつながっています。当社は、2019年10月に、次世代のIT人材を育成する目的で「一般財団法人CTC未来財団」を設立しました。児童・青少年に対するIT教育やITを志す青少年に対する修学支援、障がいのある青少年に対する修学および就労機会創出の支援を行い、公益財団法人への移行も視野に積極的な社会貢献活動を推進していきます。また、この活動を通して社員の社会貢献に対する意識醸成を図っていきます。(株)ひなり事業部 浜松事業課サポートマネージャー鳥居 千隼障がい者の社会進出を支援しています。次世代の人材育成に向けて財団を設立しました。

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