第41期 CTC Report 秋・冬号|伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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35Gでもっと便利で安心な世の中を作ります75Gのデータ伝送能力は最大10GB/秒。体感的にはこれまでの100倍に相当する高速化が実現するといわれています。例えば、映画など2時間分の大容量コンテンツが、たった3秒でダウンロードできるほどのスピードです。外出先でスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でネット通販やストリーミング映像を楽しむ。そんな便利さや快適さの実現に役立っている移動通信システムが、さらなる進化を遂げようとしています。「超高速・大容量」「多数同時接続」「超低遅延」を特徴とする5Gにより、人と人だけでなく、人とモノ、モノとモノがつながる社会が到来し、私たちの暮らしはより便利でより快適になると期待されています。5Gは、一つの基地局から同時に接続できる端末の数を飛躍的に増やすことができます。これにより、様々な機器やセンサーをインターネットに接続するIoTやM2M※の本格化が見込まれています。※Machine to Machine:機械同士が通信ネットワークを介して情報をやり取りすることにより、自律的に高度な制御や動作を行うこと。5Gのデータ伝送の遅延は1ミリ秒(1,000分の1秒)程度。つまり、ほとんどタイムラグがなく、自動運転のように一瞬でも操作の遅れが許されない高い安全性が求められる技術において、必要不可欠とされるリアルタイムの通信が可能になります。多数同時接続モノとモノ超低遅延人と人人とモノ私たちの暮らしはより便利でより快適に私たちの生活を変える5G(ファイブG)5Gで何が変わる?超高速・大容量人と人、人とモノ、モノとモノがつながる社会当社グループは、第5世代移動通信システム(5G)の普及を見据えて、5Gを活用して新たなサービスを創出する5Gを「使う」ビジネスを5Gネットワークを「作る」ビジネスと、積極的に展開し、豊かな暮らしの実現に貢献していきます。ITを通じた豊かで持続可能な社会の実現

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