第42期 CTC Report 春・夏号|伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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2FE8EATUR※技術標準に対応した複数種類のスマートフォンアプリを使い相互運用性を検証スマホアプリにデジタル学生証デジタル学生証の提示学割チケットを発行を取得スマホアプリに学割チケットが発行大学の教務窓口で身分証明書の提示や書面による諸手続きを行わずに、オンラインで各種証明書の入手が可能。就職活動を行う学生の採用企業に成績証明書や卒業見込証明書を提供するといった民間企業との連携や、転校や編入に伴う地域・国をまたいだ大学間の情報連携も考慮しています。・学生IDでログイン・デジタル学生証の登録■デジタルアイデンティティ基盤の利用イメージ登録・発行発行情報の書き込み・証明データ発行 (在籍証明、単位証明)・証明書配信証明書発行システム学生ID基盤keio.jpID連携利用者情報の記録証明書の真正性確認デジタル学生証大学内分散台帳・デジタル学生証・オンライン授業の 本人性確認学生・単位互換・大学間のID連携・証明書の電子化・電子決済連携・企業システム連携利用シーン大学間連携企業連携■スマホアプリの活用シナリオの一例新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、現在各大学では授業や各種窓口の手続きのオンライン化が進んでおり、在学生および卒業生への各種証明書等の発行手続きをオンラインで完結する仕組みが必要となっています。そのための次世代デジタルアイデンティティ基盤の実証実験を慶應義塾大学において開始しました。在学証明書や卒業見込証明書をスマートフォンアプリへ発行CTC、Japan Digital Design(株)、(株)ジェーシービー、西日本電信電話(株)、BlockBase(株)の5社は慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター、慶應義塾大学SFC研究所ブロックチェーン・ラボと共同で、慶應義塾大学の学生を対象に在学証明書や卒業見込証明書などをスマートフォンアプリへ発行する、次世代デジタルアイデンティティ基盤の実証実験をマイクロソフト コーポレーションと連携して2020年10月から開始しました。学生の氏名、所属、年次などの各種属性に加え、卒業証明書、研修修了証などの各種証明データをオンラインで確実に検証可能とするため、現在標準化が進んでいるデジタル証明書技術と、特定の企業・組織に依存しない分散台帳を活用しています。慶應義塾大学の学生を対象とした、次世代デジタルアイデンティティ基盤の実証実験を開始

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