第42期 CTC Report 秋・冬号|伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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CTCの目指す姿3新型コロナウイルス感染症の影響により景気が下押しされ、依然として厳しい状況にある中、情報サービス産業においては、テレワークなどのIT投資の需要があった一方、一部事業活動の制限や、業績への影響が大きかった企業を中心に、同投資を抑制または延期するなどの動きも見られました。そのような中、当社グループの上期業績は、営業利益以下の利益項目が、主に人件費の増加により減益となったものの、売上収益、売上総利益、受注高および受注残高が、2006年の伊藤忠テクノサイエンス(株)と(株)CRCソリューションズの経営統合後最高となりました。引き続き通期目標の達成に向け取り組んでまいります。先端技術は今後、ビジネスの世界だけでなく人々の生活により近い場所で利用されることになります。テクノロジーは、利用する人にとっての使いやすさ、つまりユーザインタフェースを起点に進化することで、例えばお年寄りや子供にとっても身近な「日常の豊かさ」を実現する手段であるべきと考えます。お客様である企業に対するアプローチも同様に「DC5(DX・クラウド・5G)」を一体的に、相互に連関させながら提供することで、その先にある社会の幅広い課題を解決することが主軸になります。CTCには、その実現に足る強みが備わっていると考えています。2020年度上期の市況と業績について

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