トップメッセージ

代表取締役社長 柘植 一郎

日ごろより温かいサポートをいただき、誠にありがとうございます。
2020年度は、「リーディングカンパニーとして、IT産業の進化を担う」を目指す姿とした3か年の中期経営計画「Opening New Horizons ―新しい景色を見るために―」の最終年度であり、売上収益を除く全ての利益項目が過去最高となりました。ここに2020年度()の取り組みをご報告するとともに、2021年度より新たに始まる中期経営計画の内容をご説明します。

2020年度の市況と業績について

新型コロナウイルス感染症の影響により景気が下押しされ、依然として厳しい状況にありますが、情報サービス産業においては、テレワーク関連需要の増加や、通信キャリアの5G商用サービス提供開始を受け今後の展開を見据えた投資が追い風となる一方で、一部事業活動の制限や、業績への影響が大きかった企業を中心に、投資を抑制または延期するなどの動きも見られました。こうした状況の中、当社グループの業績は、売上収益を除く全ての利益項目が過去最高となり、営業利益率はIFRS導入後最高値の9%台となりました。当社株主に帰属する当期純利益は7期連続での最高益を更新し、目標を達成することができました。また、受注高および受注残高も過去最高となりました。

前中期経営計画(2018~2020年度)の総括

前中期経営計画では、収益力強化については、当社株主に帰属する当期純利益300億円、注力ビジネスでの成長については、クラウド・ITアウトソーシングビジネスで600億円、グローバル関連ビジネスで600億円、資本効率向上については、ROE12%以上という定量的な目標を掲げ、いずれも達成することができました。また、これらを達成するための重点テーマである「上に広げる:ビジネス変革への挑戦」「前に伸ばす:強みをさらに強く」「外に出る:新たな分野・リージョンの開拓」「足元を固める:経営基盤の強化」という4つの定性的な目標に関してはおおむね想定通りもしくは想定以上に進捗しました。

Opening New Horizons

新中期経営計画(2021~2023年度)の概要

さらなる成長を目指し、2021~2023年度の新たな中期経営計画「Beyond the Horizons ~その先の未来へ~」を策定しました。前中期経営計画は、ある意味で助走期間であり、強みの強化による収益力向上と、ビジネス変革への挑戦を3年かけて遂行してきました。これからの3年間は新中期経営計画の3つの基本方針のもと、お客様に対する付加価値の創出、最適なIT技術の提供といったこれまでの活動は継続させつつ、お客様のビジネスそのものをともにデザインし、社会に新たな豊かさを創り出す領域へと進んでいきます。2023年度の定量目標は、営業利益率10%、当社株主に帰属する当期純利益400億円、また資本効率を表すROEは13%以上を目指します。

新中期経営計画の概要

株主の皆様へのメッセージ

当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題として認識し、安定的な配当に努めるとともに業績に応じた利益還元を重視し、内部留保金とのバランスを考慮しながら、配当水準を高めることを基本方針としています。2020年度の期末配当は、期初予想から1円増額し、1株当たり32円50銭としました。これにより、中間配当31円50銭とあわせ年間配当金は前期に比べ6円増額の1株当たり64円となり、12期連続増配となりました。なお、2021年度の年間配当金は、1株当たり70円を予定しています。株主の皆様におかれましては、引き続きご支援賜りますようお願い申しあげます。


代表取締役社長
柘植 一郎

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