イベント・レポート

CTC Forum 2018

複雑化するスマートデバイスへの攻撃に備え
多層的なモバイルセキュリティ対策を

更新

モバイルセキュリティ対策においては、複雑化するサイバー攻撃に対して多層的な検知・防御を実現する必要がある

  • クラウド
  • AI
  • IoT
  • セキュリティ
  • 開発
開催日
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
講演
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
ルックアウト・ジャパン株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 情報通信事業企画室 クラウドサービス営業部 主任 長谷川 真一(左)、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 情報通信事業企画室 クラウドサービス営業部 末吉 美咲(中央)、ルックアウト・ジャパン株式会社 セールス 金子 高之氏(右)

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 情報通信事業企画室 クラウドサービス営業部 主任 長谷川 真一(左)  伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 情報通信事業企画室 クラウドサービス営業部 末吉 美咲(中央)  ルックアウト・ジャパン株式会社 セールス 金子 高之氏(右)

【長谷川】
スマートデバイスのビジネス活用が進展する中、フィッシングメールを伴う悪質なサイバー攻撃が増加しています。最近の攻撃はどのような手口で行われているのでしょうか。

【末吉】
昨年末頃から、アップル社をかたる非常に巧妙なフィッシングメールが大量発生しています。これはAppStoreの領収書通知を装った精巧なメールを受信したスマートフォン利用者が、心当たりのない課金の通知に驚いて、キャンセル処理を促すリンクをクリックして手続きを行ってしまうと、一旦は解約処理が完了したように見えますが、後で別の攻撃の標的にされるというものです。また携帯電話やスマホのSMSで佐川急便の不在通知を装った迷惑メールが届くという問い合わせも最近急増しています。これも、迷惑メールに記載されているアドレスにアクセスしたり、添付ファイルを開いたりすると、ウイルスに感染する恐れがあります。

【長谷川】
こうしたフィッシング攻撃はどのような目的で行われ、企業はスマートデバイスに対してどのようなセキュリティ対策を施せばよいのでしょうか。

【金子氏】
フィッシング攻撃は銀行口座やSNSなどのアカウント情報を盗むことを目的に行われるもので、管理者を装って利用者に能動的に情報を入力させることでアカウント情報を盗み出します。このようにモバイルセキュリティにとって、フィッシング対策は重要な取り組みですが、対策はそれだけに止まりません。複雑化するサイバー攻撃に備えて、マルウェア対策や脆弱対策など、多層的な検知・防御を実施する必要があります。

当社が提供する「Lookout」は、これらの対策をすべてクラウド上で行うことで、リソースが限られるスマートデバイスでも負荷なく高速に処理することができます。またAIを使ってアプリの振る舞いを分析して問題のアプリを特定できるため、新たな脅威にも即座に対応することが可能です。

他講演レポート

開催「CTC Forum 」の他講演レポートは、下記のリンクからご覧ください。

  • このページについてツイッターでツイート(新しいウィンドウで開く)
  • このページをフェイスブックでシェア(新しいウィンドウで開く)

このイベントレポートに関するお問い合わせはこちら

※記載内容は掲載当時のものであり、変更されている場合がございます。