寸法許容差値を計算する

レポート番号 コマンド 発生 修正 修正日 担当
B19191 DIMTOL/MOD 17.04 20.00 2012/08/31 TNI

現象

DIMTOL/MODコマンドは、寸法値と公差域クラスから寸法許容差を計算し、 寸法アイテムにそれを付加します。 たとえば、寸法値テキスト"90 H7"は、寸法値が 90 で、公差域クラスが H7 です。 この寸法アイテムに対して"*"を入力すると、寸法許容差を計算し、寸法アイテム を更新します。 公差クラス付き寸法値に、"*"を入力しても寸法許容差値が付かなくなっています。

対応

DIMTOL/MODコマンドの問題を訂正しました。

製図常数のひとつに『公差域クラスの表示形式』があります。 これは長さ寸法に公差域クラスを付加したときの表示形式を指定します。

これは公差域クラス("H7"、"g7" など)が入力された場合に限ります。
それ以外の特殊な入力("-g7", "*", "100h7" など)は公差域クラスから 寸法許容差を計算するのが目的なので、この製図常数は適用しません。 この製図常数を「2:公差域クラスだけ表示」に設定していると、 このような寸法許容差計算/設定ができなくなっていました。 以前のようにこれができるように訂正しました。


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