APG登録時に原点を変更したデータは、APG配置で配置原点を変更しても原点移動が出来ない

現象

　Ver20以降『APG登録』でエラーとなったアイテムは『APG配置』で配置原点を変更しても原点移動されなくなった。

対応

　本来エラーとなったアイテムがある場合、APGは使用できない仕様ですが、Ver19まではエラーとなったアイテムも原点移動していました。
　
　Ver19までと同様の動作をさせるため、EIMV 修飾子を追加し、エラーアイテムも移動させるモードを作成しました。
　
　ただし、パラメータを変更した場合の形状崩れはVer19以前と同様です。可能であればエラーをなくした状態で使用してください。
　

構文

  ●APGファイルからの図形作成
              
    『配置』
    APGPARAM [{APGP/NAME}] name {PARAM } [{USEWCS   }]* 
                          [{FNM      }]  {CUR        } [{ORG p    }]
            {APISET name} [{ANG s    }]
                          [{vec      }]
                          [{XMIR     }]
                          [{YMIR     }]
                          [{{TOL  }  }]
                          [{{TOLUL}  }]
                          [{{ONN}    }]
                          [{{OFF}    }]
                          [{CLSOFS s }]
                          [{SKIP     }]
                          [{{MASKON  }]
                          [{{MASKOFF }]
                          [{{EIMV    }]  <- 追加
                          [{{EINMV   }]  <- 追加
                          [{CCOMP    }]



    『SET』
                          [{USEWCS   }]*
                          [{ANG {s  }}]
                          [{    {vec}}]
    APGSET     [FNM] name {PARAM      } [{XMIR     }] [{DRGAUTO}] [p]+
                          {CUR        } [{YMIR     }] [{DRGITM }]
                          {APISET name} [{{TOL  }  }] [{DRGBOX }]
                          [{{TOLUL}  }] [{   }]
                          [{{ONN}    }]
                          [{{OFF}    }]
                          [{CLSOFS s }]
                          [{SKIP     }]
                          [{{MASKON }}]
                          [{{MASKOFF}}]
                          [{{EIMV    }]  <- 追加
                          [{{EINMV   }]  <- 追加
                          [{CCOMP    }]



              
   エラーアイテムの移動モード
   		EIMV  : エラーアイテムを移動する
   		EINMV : エラーアイテムを移動しない（初期値）

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