| リクエスト番号 | コマンド | リリース | 区分 | メニュー | 更新日 | 担当 |
| E19009 | マクロ関数 dbchgd() | 18.17、19.02 | 追加 | なし | 2010/01/21 | AYO |
出図時にマクロで図面配置情報を一時的に変更している。複数のモデルの出図を連続で 行う場合、出図モデルを呼び出すときに直前のモデルの保存確認の警告が表示される。 この警告を出さないようにして欲しい。
マクロ関数 dbchgd() に、モデル変更の有無を設定する機能を追加しました。
●モデル変更の有無を調べる。
s = dbchgd();
モデルが変更されているときは 1、変更されていないときは 0 を返す。
モデルが変更されているというのは以下のうちの一つ以上が該当する。
(1) アイテムが変更されている。
(2) ラスター背景が変更されている。
(3) 図面配置情報が変更されている。
(4) モデルタイトルが変更されている。
(5) ドローイングタイトルが変更されている。
●モデル変更の有無を設定する。
dbchgd(val)
val : モデル変更の有無
== 0 : モデルは変更されていない。
== 1 : モデルは変更されている。
・Advance CAD version 18 以下
ここでの設定対象は、上記「モデル変更の有無を調べる」での (2) ~ (5) の変更
状態を設定します。
(1) のアイテムが変更されている状態に対しての設定はできません。
・Advance CAD version 19 以上
ここでの設定対象は、上記「モデル変更の有無を調べる」での (3) ~ (5) の変更
状態を設定します。
(1) のアイテムが変更されている状態に対しての設定はできません。
V19 から、ラスター背景はアイテム化されました。(2) のラスター背景が変更され
ている状態は (1) に含まれます。
使用例
/* 現在のモデル変更の有無を保持しておく */
modified = dbchgd();
|
図面配置情報を変更し、出図する
|
/* モデル変更の有無を元に戻す */
dbchgd(modified);
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