| リクエスト番号 | コマンド | リリース | 区分 | メニュー | 更新日 | 担当 |
| E21053 | マクロ関数 getlck() | 22.00 | 機能追加 | なし | 2022/02/21 | SNA |
1.モデルロックファイルの存在を確認する参照マクロ関数を追加して欲しい。 2.モデルがロックされているが、誰が何時から使用しているか知りたい。
ロックファイル確認用マクロ関数 getlck() と モデルロックファイル情報取得用マクロ関数 getlst() を追加しました。
1.
res = getlck(type, mdlnme)
type : 0 = ロックファイルのフルパスのファイル名を得る
戻り値 : フルパスロックファイル名
: なし(モデル名未定義時)
: 1 = ロックファイルの状態を戻す
戻り値 : 0 ロックファイルなし
: 1 自身で作成したロックファイルがある
: 2 他のユーザーがモデルをロック中
: 3 ロックファイルを作成できない
mdlnme : なし 現在開かれているモデルのロック状態を得る
: モデル名 調べたいモデルのロック状態を得る
※ モデル名のみの場合は、コンフィグレーションファイル #MODEL# で定義されているフォルダを探す。
※ 絶対パスの場合はそのまま使用。
例(新規開始直後の場合)
res = getlck(0)
res : なし
res = getlck(1)
res : 0
例(C:\acad\files\TEST.MDL に保存直後の場合)
※ getlck(0) は getlck(0,"C:/acad/files/TEST.MDL") と同等
res = getlck(0)
res : C:/acad/files/TEST.MDL_LCK
res = getlck(1)
res : 1
例(C:\acad\files\TEST.MDL を他のユーザーが使用中の場合)
res = getlck(0)
res : C:/acad/files/TEST.MDL_LCK
res = getlck(1)
res : 2
例(読み取り専用フォルダのモデルを読み込んだ場合 ・・・ Z:\files\TEST.MDL 場合)
res = getlck(0)
res : Z:/files/TEST.MDL_LCK
res = getlck(1)
res : 3
例
res = getlck(0,"C:/acad/files/TEST.MDL")
res : C:/acad/files/TEST.MDL_LCK
res = getlck(1,"C:/acad/files/TEST.MDL")
res : 0 or 1 or 2 or 3
2.
res = getlst(type, mdlnme)
type : 1 = ユーザー名
: 2 = アカウンティング名
: 3 = PC名
: 4 = 使用開始日
: 5 = 使用開始時間
: 他 = ロックファイルの内容全て出力
mdlnme : なし : 現在開かれているモデルのロック状態を得る
: モデル名: 調べたいモデルのロック状態を得る
※ モデル名のみの場合は、コンフィグレーションファイル #MODEL# で定義されているフォルダを探す。
※ 絶対パスの場合はそのまま使用。
戻り値 : (5) < CE > : ロックファイルなし
: (3) 数値 : 情報なし
: (4) 文字列 : typ で指定した情報
例(新規開始直後の場合)
res = getlst(0,"E21053")
res : vtype(res)==5(ロックファイルなし) が戻る
例(C:\acad\files\E21053.MDL に保存直後の場合)
※ getlst(0) は getlst(0,"C:/acad/files/E21053.MDL") と同等
res = getlst(0)
res : vtype(res)==4(文字列) が戻る
res の内容 → ユーザー名[アカウンティング名]PC名(使用開始日 使用開始時間)
res = getlst(1,"C:/acad/files/E21053.MDL")
res : vtype(res) 4 が戻る
res : ユーザー名
※ アカウンティング未使用の場合は取得できないので数値として 0 が戻る
res = getlst(2,"C:/acad/files/E21053.MDL")
res : vtype(res) 3 が戻る
res : 0
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