データ活用 スモールスタートパックの概要
AI/データ活用推進の
よくある困りごと
-
選定したテーマが適切なのかや
効率的な進め方・分析手法が分からず
構想段階から先に進めない -
分析環境の準備などに
時間を要し、分析および
ビジネス効果測定に着手できない -
期待通りの結果が出るか
分からないことに対して
多額の予算を獲得するのが難しい
CTCのデータ活用スモールスタートパックは、
AWSマネージドサービスを用いて、
企業の変革やビジネス価値創出に不可欠である
データ活用の「きっかけ」を提供します。
- すぐに始められる
- データ活用において
本質的でない
作業を代行
- 簡単に始められる
- 事業部門ユーザーの
データ活用スキル・知識に
応じたサポート
- 小さく始められる
- AWSサービスを
利用することにより
初期投資額を抑制
ご支援内容
AWS×データ活用スモールスタートパックは、以下の5つのフェーズで構成されます。
STEP 1テンプレート
選定
STEP 2構築
STEP 3分析
OptionPoC伴走支援
STEP 4クロージング
ステップ別・サービス提供価値
STEP 1テンプレート
選定
ビジネス課題とデータ活用による解決策を整理した、ユースケース集をご用意しております。
ユースケース集を使ったディスカッションやヒアリングを通じて、お客様のデータ活用テーマの明確化およびテーマに沿ったテンプレート選定を行います。
ユースケース(一部抜粋)
ヒアリング項目例
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既存業務および課題 業務フロー、利用ツール、
自動化度合い、属人性 -
AI/データ活用のビジネス目的 主要KPI、精度への期待度
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データ保有状況 現在利用可能なデータ、
今後取得予定のデータ -
AI/データ活用人材 育成の要否、推進体制のご希望
など
STEP 2構築
AWSはAI/MLサービスおよび利用機能に応じてユーザー権限やデータの管理方法などを設定する必要がありますが、
これらの設定に関する検討や作業は、直接的にビジネス価値を生み出すものではありません。
このフェーズでは、上記のような本質的でない作業をCTCのエンジニアが代行することで、
お客様の発想を迅速に実践可能な環境をご用意いたします。
また一部テーマにおいては、自動構築スクリプトによってさらに早く・正確に構築することが可能です。
対象範囲:
以下サービス+テーマに応じたサービス
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- アクセス権限管理
-
AWS Identity and
Access Management
(IAM)
-
- データ蓄積
-
Amazon Simple
Storage Service
(Amazon S3)
-
- AI開発プロセス全般
-
Amazon
SageMaker
- AI/データ活用 テーマ別サービス
-
(例1) 不良品選別の場合… Amazon Rekognition
(例2) 需要予測の場合…Amazon Forecast, Amazon QuickSight など
STEP 3分析
お客様のビジネス課題や要望に応じて、AI/MLをはじめとするAWSサービスを利用した分析を実践するコンテンツを提供いたします。
モデル作成だけでなく、分析結果を評価・利用するためのワークフローや、ハンズオン資料などもご用意しております。
提供形態は、以下の2通りから選択可能です。
- 分析テンプレート
- 弊社であらかじめ用意したデータ
および分析シナリオに沿ったテンプレート
- カスタムデモ
- お客様の保有データや要望を考慮し
既存テンプレートをカスタマイズ
原則、お客様AWS環境にてデモを作成するため
提供後はお客様による操作や改良、社内公開が可能です
分析コンテンツ イメージ
例:画像解析(不良品の識別など)

- 学習済みモデルを使って、物体検知を体験する

- GUIツールを使って、正解ラベル付き学習データを準備する
- 準備したデータを学習させ、物体検知モデルをカスタマイズする

- ルールに基づいて検知の自信度が低いデータを選別・レビューする
- レビューしたデータを追加して再度モデルをトレーニングする
例:数理最適化
(シフトスケジュール最適化など)

- 分析環境上で、シフト最適化モデルを定義・実行する

- シフト最適化モデル実行コンテナを作成し、分析環境上以外で実行できることを確認する

- データをアップロードすると自動でシフト最適化モデルを実行する、ワークフローを作成する
OptionPoC伴走支援
本サービスで用意したAWS環境は、PoC用途でもご利用可能です。
自組織内でAI/データ活用の
内製化を進めたい
明確なテーマやゴールがあるものの
推進体制や進め方に不安がある
というお客様には、伴走支援型のPoCが可能です。
※テーマ難易度により期間およびお見積金額が変動します。
STEP 4クロージング
このフェーズでは、プロジェクトを通して明らかになった追加の要望や検討事項を整理し、今後のアクションに関するアドバイスを実施します。
また、請求金額を抑えるため、ご要望に応じてAWS環境のクリーンアップも対応いたします。
本サービス終了後は
- AI/データ活用テーマを拡充する
- 既存のテーマを高度化する
- 既存のテーマのビジネス適用を進める
- 他製品/サービスとの連携
など、本サービスで収めた小さな成功を大きな成功につなげるための様々なご支援が可能です。
※別途お見積
サービス提供詳細
実施プラン別参考費用
ライト | スタンダード | オプション | |
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想定ターゲット |
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参考費用 (期間:3か月の場合) | 250万円〜 | 500万円〜 | 通常サービス費用 +250万円〜 |
※選択するユースケースや実施期間、お客様個別の要件により費用は変動する可能性がございます。また、サービス費用とは別に、AWS利用料が発生します。
期間 | 3ヶ月程度 |
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成果物 | 分析環境、構築/分析テンプレートおよび手順書、討議資料、結果報告資料 |
免責事項 |
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よくあるお問い合わせ(FAQ)
Q. データ活用テーマが複数ある場合はどのような契約体系になりますか。
A.原則としてテーマ毎の契約を想定しておりますが、利用するデータやAWSサービスが共通する場合は一契約にまとめられる可能性がございます。初回お打ち合わせ時にご相談下さい。
Q. 本サービスで作成したモデルや分析環境を中長期的に継続利用したい場合は、どうすれば良いですか。
A.本サービスは特定のテーマを短期間で実施・検証することに適した設計になっております。中長期的な継続利用の際には、モニタリングやリソース管理などをはじめとする、運用観点の機能追加/改善を検討されることをお勧めします。関連サービス「MLOps on AWS」にてご支援可能ですので、ご相談下さい。