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クラウドエコシステム100 for AWS

SIOS LifeKeeper /
DataKeeper on AWS

基幹システムの高可用性確保に最適!
AWS環境でもHAクラスタ構成を実現

なぜクラウドでHAが必要?

クラウド利用時に
見落としがちなポイント

既存オンプレミスシステムの移行先として、AWSなどパブリッククラウドが選択されることが一般化しています。
移行対象としてOracleやSQL Serverなどのデータベースのほか、SAPやHULFTなど基幹系システムを構成するソフトウェアのクラウド移行ニーズも、顕著に増加。そこで忘れてはいけないのは、クラウドの「責任共有モデル」についてです。

Amazon EC2ではSLA 99.99%に設定されており、インスタンス停止のリスクは極めて少ないものの、SLAで保証されているのは基盤部分(ハードウェア、電源、ネットワークなど)のみ。OSやアプリケーションについては、ユーザー自身で可用性を確保しなければなりません。

クラウドにシステムを移行したら、
クラウドベンダーがすべて面倒を
見てくれるわけではありません!

クラウド上で可用性を
確保するポイント

「OS以上のレイヤーは、ユーザー自身が可用性を確保する必要がある」
ではどうしたら可用性が保てるのか?
その疑問は、「HAクラスター構成を組む」ことで解決できます!

SAPやHULFT、JP1などの
基幹系システムは、
IaaS上でHAクラスター構成を
組むことで可用性を確保しましょう

SIOS LifeKeeper /DataKeeper on AWS概要

  • SIOS LifeKeeper /DataKeeper on AWSで、クラウド移行後もHA構成を維持。
  • システムを監視し、稼働系の障害時に待機系に自動的に切替を行うHAクラスタをAWS上でも実装できます。
  • 稼働系システムに異常が発生したときに、待機系に役割を引継ぎ、システムが停止する時間を大幅に短縮。夜間・休日のシステム停止による運用部門の負担を大きく軽減することが可能です。
特長1
  • よく使われるミドルウェア/ソフトウェアには、HA化に必要なスクリプトがあらかじめ用意されている「Application Recovery Kit(ARK)」を利用することで、HA化する際の設計・構築・運用の工数削減と、品質担保が可能。
  • 他社製品に比べて約1/3の時間で構築でき、サービスを止めずに設定変更が可能。
    ※対応しているARK:https://bccs.sios.jp/lifekeeper/sw.html

特長2
  • 国内メーカーの商用製品ならではの手厚いサポート
  • 基幹系システムにも安心して使える稼働率も99.99%
  • 導入実績80,000ライセンス以上
特長3
  • パブリッククラウド上での導入実績も豊富。
  • 構築方法や運用手順などのドキュメントも整備されているため、導入するエンジニアの負担も低い。

LifeKeeperとDataKeeperとは

システムのHA

システムの二重化で
ビジネスを止めない

LifeKeeperは、システムを監視し、稼働系の障害時に待機系に自動的に切替を行うHAクラスターソフトウェアです。稼働系システムに異常が発生した際に、待機系に役割を引き継ぎ(フェイルオーバー)、システムが停止する時間を大幅に短縮します。夜間・休日のシステム停止による運用部門の負担を大きく軽減することが可能です。

データのHA

大切なデータを
リアルタイムに複製

DataKeeperは、稼動中のサーバーのデータを待機系サーバーへリアルタイムにレプリケーション(複製)するソフトウェアです。LifeKeeper又はWindows Server Failover Clustering(WSFC)と連携し、仮想的な共有ストレージとして認識させることで、共有ストレージを持たずに構成可能です。特にクラウド環境では有効な構成として多数の実績があります。

ユースケース

オンプレミスのOracleをAWSに移行したいが、今使っている
パラメーターをそのまま使い続けたいので、Amazon RDSは利用できない

その他の要件は…
アプリ側の制約でRDSが使えないのでEC2上にOracleを移行したい/
広域障害が起きても継続運用できる可用性を担保したい/可用性のための作り込みはしたくない

Amazon RDSが制約により使えない場合は、Amazon EC2にOracleを乗せることを検討します。さらにAmazon EC2上のOracleを大規模なクラウド障害から守るには、AZを跨いで稼働系と待機系2つのEC2™インスタンスにシステムを冗長化する、HAクラスターソフトが適しています。
中でも、LifeKeeperなら監視や切替の制御をGUI操作で効率的に構築できます。Oracleに特化した制御スクリプトもオプションで用意されており、自社で作りこむ必要がありません。

メリット
広域障害時でもAZを跨いだ高レベルな障害対策を実現製品の標準機能で作り込まずに構築できる
デメリット
ソフトウェアライセンス購入と構築作業が必要

オンプレミスのJP1をAWSに移行したい

その他の要件は…
オンプレミスからインターネットを経由せずJP1にアクセスしたい/
広域障害が起きても継続運用できる可用性を担保したい/可用性のための作り込みはしたくない

JP1/AJS3をAWS環境で利用する場合は、Amazon EC2上にJP1を乗せることになります。EC2上のJP1/AJS3を大規模なクラウド障害から守るには、Oracleと同様、HAクラスターソフトが適しています。LifeKeeperはJP1に特化した制御スクリプトもオプションで用意されているため自社で作りこむ必要がありません。さらに、日立製作所の公式サポートの構成もあり、AWS上で安心してJP1/AJS3を利用することができます。

メリット
広域障害時でもAZを跨いだ高レベルな障害対策を実現製品の標準機能で作り込まずに構築できる
デメリット
ソフトウェアライセンス購入と構築作業が必要

【導入事例】AWS稼働実績と充実サポートでLifeKeeperを選択

課題

  • 障害が発生しても停止することがないシステムの構築

要件

  • 高可用性、稼働実績が多いAWSソリューションであること
  • SAP NetWeaver を中心とした基幹系ミドルウェアに対応していること
  • クライアントからは専用線(Direct Connect)を経由して通信できること

導入理由

  • SAP NetWeaverやJP1を保護するリカバリーキットを用意されているため、
    スクリプトの開発が不要でGUI上で容易に構築できる点
  • Direct Connectに製品の標準機能で対応している点
  • 商用ソフトならではの手厚いサポート体制

導入効果

  • GUIによる簡単操作により短期間でLifeKeeperを習得でき、属人性を最小限にしてプロジェクトを完遂
  • SAP関連だけで約20ノードに製品を導入済み

お問い合わせ

よくあるお問い合わせ(FAQ)

Q. AWS上でHAクラスターをつくるための基本的な構成は?

稼働系と待機系の2つのEC2インスタンスを用意し、可用性の観点からAZを跨いだ構成を取ります。
稼働系のインスタンスで障害が発生した場合は、待機系のインスタンスにフェイルオーバーさせますが、この機能をLifeKeeperで制御します。(Windows Serverの場合はWindowsの標準機能のWSFCを利用します)
また、HAクラスター構成では、切替先とデータを共有する必要があり、オンプレミスでは共有ストレージを使うことが一般的でしたが、クラウド環境では物理的な共有ストレージがつかえません。
そこで、データレプリケーションができるDataKeeperを使い、論理的な共有ストレージを作り、オンプレミスと同じ感覚でHAクラスターを構築することができます。

Q. AWS環境で利用する場合、OSごとの標準的なクラスターの構成は?

Linux環境の場合は、LifeKeeperとDataKeeperを組み合わせが推奨です。
WindowsServerをご利用の場合は、標準機能のWSFCを使うことでコストを抑えることが可能です。

Q. リージョン間のHA構成は可能ですか。

Recovery Kit for Route53を使ってリージョンを跨ぐHA構成が可能です。

Q. AWS上でLifeKeeperとDataKeeperを使ったHAクラスター構築はCTCに相談できますか?また自社で構築作業を行う場合の必要な知識を教えてください。

CTCにて設計から構築、ドキュメント作成なども対応させていただきますが、お客様にて作業を行う場合は以下の知識が必要になるとお考え下さい。

  • AWSに関する一般知識、EC2、EBS、VPC、DirectConnectといった各種サービス
  • OS(Linux、Windows)の知識
  • HA対象アプリケーションの知識
  • LifeKeeperおよびDataKeeperの知識

※AWS環境の構築ガイドのご提供も可能です。詳しくはお問い合わせください。

SIOSについて

サイオステクノロジーは、AWSのテクノロジーパートナーです。LifeKeeperなどの自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を通じて最先端のハイアベイラビリティーテクノロジーで、ITシステムダウンによるビジネス停止を防ぎ、「安全で安心できる暮らし」の実現を目指します。

住所
東京都港区南麻布2-12-3
サイオスビル
株式
東京証券取引所
スタンダード市場 (3744)
設立
1997年5月23日
事業所
東京/大阪/名古屋/福岡
持株会社
サイオス株式会社
関連企業
SIOS Technology Corp.(California, USA)

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