CTCSPとノベルがOS混在環境下でのサーバ仮想化サービス提供で協業

“構築リスクゼロ”を目指すCTCSPのワンストップサービス体系「Smart Zero-One®」で、ノベルのPlateSpin Workload Management製品群を提供

2010年02月01日 シーティーシー・エスピー株式会社
ノベル株式会社

シーティーシー・エスピー株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:熊崎伸二、以下CTCSP)とノベル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:徳永信二、以下ノベル)は、本日、OS混在環境下でのサーバ仮想化対応として、「システム状況把握からプランニング」、「データ移行」、及び「データ保護」の3つのフェーズでのサービス提供において協業していくことを発表致します。

ITを活用する企業において、仮想化技術の導入やITインフラの再構築のニーズが高まっています。CTCSPは、お客様がシステムを導入される際の選択、移行、投資コスト、納期、ベンダー対応などのリスクをゼロにすることを追求し、ワンストップのサービス体系「Smart Zero-One®」を提供しています。今回、2月1日より、ノベルのPlateSpin"! Workload Management製品群である「PlateSpin Recon」、「PlateSpin Migrate」、及び「PlateSpin Protect」を組合せて、お客様のご要望に合わせた仮想化サービスを提供します。

CTCSPの「Smart Zero-One®」の概要

CTCSPの「Smart Zero-One®」は、製品に依存しない、お客様の業務要望に沿ったサービス体系です。製品選択、データ・システム移行、コスト、納期、窓口などに関する悩みを解決するために、Smart(賢く)・Zero(ゼロリスク)・One(ワンストップ)をコンセプトにしています。サービス体系内容を定型メニュー化し、低コストを実現するため金額の定量化を実現したことが特長です。さらに、メニューをモジュール化することで、高品質と構築時間短縮を実現。ワンストップでの窓口対応を実現します。

仮想化への取組みは、多くのお客様で実行段階に入りました。仮想化に多くの効果が期待されている一方で、適切な仮想化設計およびデータ移行設計が必要です。CTCSPでは、混在環境でのサーバ仮想化を最適に実現するにあたり、「仮想化準備に対するシステムアセスメント」、「仮想化システムの実装とデータの移行」、「システム継続に必要なデータ保護」、及び「仮想化環境での冗長化」を定型・定量メニュー化し、低価格で提供します。お客様の業務要望に沿って、ワンストップでのサービス提供を行います。

ノベルの提供製品(PlateSpin Workload Management製品群)の概要

CTCSPの「Smart Zero-One®」で、以下のノベルの仮想化関連製品を提供します。

「PlateSpin Recon(プレートスピン・リーコン)」:データ収集・解析・プランニング

「PlateSpin Recon」は、既存サーバ群のインベントリ情報とリソース使用状況を自動で収集・分析し、最適な物理/仮想マシン統合プランを作成します。
効果的なプランニングとして、Windows, Linux, Solaris, AIXなどの主要なOSに対応しており、物理・仮想問わず、最大1万台のサーバ情報を自動で収集します。基本的なインベントリ情報の他に、CPU・メモリ・ディスク・NIC等の使用率などのリソース状況の測定を行いデータベース化していきます。VMware, Xen, Hyper-V等の主要な仮想プラットフォームへ対応しており、最適なサーバ統合プランニングを提供します。
CTCSPでは、PlateSpin Reconを利用した「Smart Zero-One® システム状況把握からプランニングサービス」を提供します。

「PlateSpin Migrate(プレートスピン・マイグレート)」:豊富なOS・仮想化環境へのデータ移行

「PlateSpin Migrate」は、独自の移行技術によって、「P2V:物理to仮想」「V2P:仮想to物理」「P2P:サーバリプレース」「V2V:混在仮想化環境への移行」が可能です。Windows、Linux、Solaris等の主要なOS、及び、VMware、Xen、Hyper-V等の主要な仮想プラットフォームへ対応しており、最適なワークロードの移行を実現します。

CTCSPでは、PlateSpin Migrateを利用した「Smart Zero-One® データ移行サービス」を提供します。

「PlateSpin Protect(プレートスピン・プロテクト)」:仮想化環境での災害対策

「PlateSpin Protect」は、物理・仮想化環境下での、データ圧縮・暗号化に対応したデータバックアップを実現します。遠隔地への災害対策(DR)が可能です。
CTCSPでは、PlateSpin Protectを利用した、「Smart Zero-One® データ保護サービス」を提供します。

CTCSPとノベルでは、お客様企業の状況や要望に合わせ、混在環境下でのサーバ統合にてシステムコンサルティングと同時にこれらの製品のシステムサービス導入支援をサポートします。

  • ワークロード:物理プラットフォームや仮想プラットフォームに依存しない、OS/アプリケーション/データソフトウェアを包括した一つの単位

Smart Zero-One®の3つの新しいサーバ仮想化サービス

1・システム状況把握からプランニングサービス

OS混在環境下でのデータ収集・解析・プランニングサービス。対応OSは、Windows/Linux/Solaris。サーバの負荷状況・稼動状況などを収集して、OS混在環境下でのサーバ仮想化やオーバーヘッドを考慮した最適なマイグレーションプランニングを提供。価格は25万円から。(プランニングの規模構成によって異なります)

2・データ移行サービス

OS混在環境下での物理・仮想・イメージ間のサーバマイグレーションサービス。「P2V:物理 to 仮想」、「P2P:サーバリプレース」、「V2V:混在仮想化環境への移行」が可能。対応OS・仮想化環境は、Windows/Linux/SolarisおよびVMware/Hyper-V/Xen。稼働中のサーバ移行も可能。価格は25万円から。(データ移行の規模構成によって異なります)

3・データ保護サービス

  • 仮想化環境下における、ローカルでのデータ保護サービス。ファイル、メール、データベースなど豊富なアプリケーションに対応可能。価格は20万円から。(データ保護の対象範囲によって異なります)
  • 仮想化環境下における、災害対策(DR)コンサルティング・災害対策(DR)導入サービス・データ継続オプションサービス。80万円からのDRコンサルティングサービスパック(ヒアリング、DR診断、設計、導入支援まで)と、50万円からのDR導入サービスパック(実装、運用確認、運用教育まで)で構成。災害時のシステム保全復旧環境を構築するためのワンストップサービス。ヒアリング(要件定義)から診断・設計(デザイン)、導入支援(コンサルティング)、実装(インストール)、運用確認、運用教育までを含む。

これらのサービスにより、伊藤忠テクノソリューションズグループ(以下CTC-G)は、現在提供するIT基盤の仮想化・統合化ソリューション「RePlatform」において、アセスメントサービスを拡充し、仮想化関連サービスを強化します。

CTCSPについて

CTCSPは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社です。1990年4月に設立されました。世界各国の企業とのパートナシップにもとづき、企業ネットワークおよびインターネットシステムに必要不可欠な製品およびソリューションを日本国内にご紹介しています。

ノベルについて

Novell, Inc.(NASDAQ: NOVL)は、最高クラスの技術と最も高い相互運用性を備えたLinuxプラットフォームと、世界中のお客様企業のIT基盤のコストや複雑さ、リスクを削減するための統合IT管理ソフトウェア・ポートフォリオを提供しています。ノベルは、インフラストラクチャ・ソフトウェアとパートナー・エコシステムを活用することで情報システムの混在環境を調和させ、人とテクノロジを統合する支援をしています。ノベル株式会社は、Novell, Inc.の日本法人です。

  • Smart Zero-One®は日本におけるCTCSPの登録商標です。
  • Novellは米国および日本におけるNovell, Inc.の登録商標です。
  • PlateSpinは日本におけるNovell, Inc.の商標です。
  • LinuxはLinus Torvalds氏の登録商標です。
  • リリース中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
  • 本サービスメニューの価格には、製品価格は含まれておりません。

本件に関するお問い合わせ先

シーティーシー・エスピー株式会社
営業推進部

TEL:03-5712-8070
E-Mail:sp-press@ctc-g.co.jp

現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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