2021年度マテリアリティの目標と実績

マテリアリティに関わる取り組み目標とKPI

マテリアリティに関わる取り組み目標とKPIは、私たちがこれまで大切にしてきた日々の取り組みがどの程度紐づいているかを明らかにできるよう設定しています。

その結果を振り返り、社員も含めたステークホルダーとの対話を活性化し、現状の課題を見出すと共に、CTCグループとして「あるべき姿」を確認し合いながら、最適な取り組みと、より具体的な目標を追求したいと考えています。

そうすることで、ミッションの実現を目指すにあたって企業活動の実態を真摯に捉えながら、マテリアリティに関わる取り組みを推進していきます。

 

取り組み目標の達成状況については、3段階で自己評価を実施いたしました。その結果、多くの取り組みがマテリアリティに紐づくことを確認でき、また十分な成果と進捗があったと考えています。今後もこの結果を基に取り組みを誘発し、社会課題の解決に向けた活動を進化させていきます。

<評価基準>
:目標を達成/概ね達成
:取り組み実績はあるが、達成とは言えない
:取り組み実績なし

ITを通じた社会課題の解決

貢献するSDGs

SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」、SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」、SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」

先進技術のたゆまぬ追求

取り組み目標:
社会および顧客の課題解決に資する先進的な技術*1の提供
KPI:
件数(プレスリリース)&進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価
  • 量子技術、グリッドコンピューティング、オブザーバビリティ、デジタルツイン、vRANなど、先進的な技術を提供
  • 商用化に向けた実証実験や自社オフィスをモデルとしたトライアルなどを実施
  • プレスリリース22件

様々なパートナーとのビジネス共創の推進

取り組み目標:
共創ビジネスの実現*2
KPI:
件数(プレスリリース)&進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価
  • ボイスボットの導入から運用までを支援する新サービスを協力会社と開発、提供を開始
  • ハイブリッドクラウドのニーズに応えるJV事業をクラウド事業会社と開始
  • ブロックチェーン技術を用いて商取引の透明性を高めるための仕組みを顧客と共に実現
  • プレスリリース2件

安心で安全なITサービスの提供

取り組み目標:
人にとって優しく使いやすいITサービス(UI/UX、セキュリティなど)の提供
KPI:
件数(プレスリリース)&進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価
  • AIを活用したボットサービス、3D間取り自動生成サービス、位置情報を活用した「商品カタログ」、IPトランシーバー、クラウド型ホワイトボードなど、消費者の安心/安全な暮らしと顧客のLOBを支えるサービスの提供と開発に着手
  • プレスリリース13件
取り組み目標:
全社のプロジェクト品質、運用品質ならびにサービス品質向上活動の推進
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)&サーベイ結果(CS調査)
2021年度 実績 評価
  • CTCグループ各社間で定期的に情報交換をすることで、品質向上に関わるノウハウを相互に展開
  • アプリ開発工程でソースコードを内部検証し誤りや問題点を事前検出するなど、品質の維持と向上に関わる活動を実施
  • 品質に関わるCS調査は、過去最高の評価を獲得
取り組み目標:
顧客システムの安定稼働および安定運用の実現
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)&発生件数(自社を起因とする重大な障害*3
2021年度 実績 評価
  • 顧客システムの安定運用を担う部署を含めた品質管理PDCAサイクルの実行
  • 品質に関わる研修体系の見直しと新たな研修の導入
  • 内部監査の実施や品質向上に関わる活動の実施
  • 自社を起因とする重大な障害の発生は0件
  • ※1日本において導入および活用事例が少ない先進的な「商品」や「サービス」
  • ※2顧客やパートナーなどと対等な関係で協働し、新たな商品、サービスやプラットフォームなどを創り出すこと
  • ※3行政ならびに刑事罰、損害補償、訴訟、風評被害などの発生により、今後の営業活動に大きな影響を与える障害

明日を支える人材の創出

貢献するSDGs

SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」

多様なプロフェッショナルの育成

取り組み目標:
キャリア形成に資するローテーションの実施
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

ジョブローテーションの実現に資する情報基盤を整備。
また社内公募制度を新設し3名の異動を実現

取り組み目標:
DX人材育成の強化に向けたプログラムの構築
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

「DX人材創出プログラム」を構築。また社内向けに最新技術に関わる情報を積極的に発信

互いを尊重し高めあえる風土の醸成

取り組み目標:
ダイバーシティ基本方針に基づいたセミナー実施および情報発信
KPI:
実施/発信数
2021年度 実績 評価

ダイバーシティへの意識啓蒙を目的とし、全役員、社員を対象としたオープンセミナーを3回開催

取り組み目標:
女性管理職、障がい者、外国籍人材の登用および雇用促進
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

女性向けキャリアスポンサーシッププログラム、障がい者の職域開拓など新たな取り組みを実施

取り組み目標:
社員のエンゲージメント向上に繋がる施策の実施
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

1on1やタウンホールミーティングなど、コミュニケーション活性化を軸とした様々な施策を実施

未来を創る人材教育への貢献

取り組み目標:
ITに関わる人材教育に向けた社外との連携推進
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

インターンシップや交流イベントの実施等、大学との連携推進

取り組み目標:
CTC未来財団への支援拡大
KPI:
事業費(成長率)&進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

事業の拡大支援として、寄付金を前年比+8%増額し拠出。IT教育支援に向けた教材開発の実施

取り組み目標:
CTC未来実現IT教室の継続
KPI:
回数(教室の開催)
2021年度 実績 評価

授業のオンライン化を実現し、コロナ禍においても計7回のリモート授業を開催

責任ある企業活動の実行

貢献するSDGs

SDGsの目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」、SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」

実効性あるガバナンスの強化

取り組み目標:
コーポレート・ガバナンスの実効性向上のための取り組みの実施
KPI:
サーベイ結果(実効性分析・評価)
2021年度 実績 評価

取締役および監査役向けアンケートによる取締役会の実効性分析を実施。その評価結果は「適切」

取り組み目標:
国内・海外事業会社の統括管理および支援
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

各事業会社の制度導入時の審査と提言、監査役の派遣による経営管理状態のモニタリングを実施

気候変動対応への貢献

取り組み目標:
気候変動対応に資する取り組みの実施(気候変動に関わるリスクと機会の特定と対応の検討)
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

TCFDの枠組みに沿い情報を開示。またGXタスクフォースによる活動など具体的対応を継続

一人ひとりの責任ある行動の実践

取り組み目標:
社員との対話(タウンホールミーティング等の実施)
KPI:
対話回数
2021年度 実績 評価

タウンホールミーティングを開催。これからのCTCグループを考える「NEXT CTCプロジェクト」を発足

取り組み目標:
全社研修の実施(コンプライアンス、情報管理、環境に関する理解と意識の向上)
KPI:
研修の受講率
2021年度 実績 評価

全社研修の受講率100%

取り組み目標:
社員の意識向上に繋がる新たな取り組みの実施
KPI:
進捗度(取り組んだ施策)
2021年度 実績 評価

2022年度からの追加目標のため実績なし

「気候変動対応への貢献」に関わる取り組みの詳細はコーポレートサイト「気候変動への対応」をご参照ください。
https://www.ctc-g.co.jp/company/sustainability/environment/climate-change.html

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