2022年度マテリアリティの目標と実績

マテリアリティに関わる取り組み目標とKPI

マテリアリティに関わる取り組み目標とKPIは、私たちがこれまで大切にしてきた日々の取り組みがどの程度紐づいているかを明らかにできるよう設定しています。

その結果を振り返り、社員も含めたステークホルダーとの対話を活性化し、現状の課題を見出すと共に、CTCグループとして「あるべき姿」を確認し合いながら、最適な取り組みと、より具体的な目標を追求したいと考えています。

そうすることで、ミッションの実現を目指すにあたって企業活動の実態を真摯に捉えながら、マテリアリティに関わる取り組みを推進していきます。

取り組み目標の達成状況については、各組織による中期経営計画のレビュー内容を確認するとともに、個別にヒアリングを実施し、4段階で自己評価を実施しました。

マテリアリティの取り組み目標ごとに担当組織を設置し、それぞれの組織で推進した結果、ほぼすべての項目において前年度から取り組みが前進しました。担当組織を超えた取り組みの進捗も確認できた一方、あるべき姿に向かって中長期的に達成すべき内容や達成状況を把握していく必要があると認識しています。

<評価基準>
:特筆すべき成果
:目標を達成/概ね達成
:実績はあるが不十分
:実績なし

ITを通じた社会課題の解決

貢献するSDGs

SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」、SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」、SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」

先進技術のたゆまぬ追求

取り組み目標:
社会および顧客の課題解決に資する先進的な技術*1の提供
KPI:
件数(プレスリリース)/進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価
  • AI、DX、メタバースなど、先進的な技術やサービスを提供
  • 社会課題の解決に向け、デジタル証明サービスやMaaSなどの実証実験を実施
  • 社会ニーズとビジネスチャンスを見据えた技術者の育成施策の実施

様々なパートナーとのビジネス共創の推進

取り組み目標:
共創ビジネスの実現*2
KPI:
件数(プレスリリース)/進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価
  • ハイブリッドクラウドやDX推進を支援するサービスを様々な協力会社と共同開発し、提供を開始
  • サービスの共同提供に向け、協力会社と合弁契約の締結や業務提携を実現

安心で安全なITサービスの提供

取り組み目標:
人にとって優しく使いやすいITサービス(UI/UX、セキュリティなど)の提供
KPI:
件数(プレスリリース)/進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価
  • メタバースを活用した移住相談窓口、IoTカメラソリューションなど、人に優しく使いやすいソリューションやサービスを提供
  • 安心で安全なITサービスを追求する企業姿勢として、AI倫理原則を策定し公表
取り組み目標:
全社のプロジェクト品質、運用品質ならびにサービス品質向上活動の推進
KPI:
進捗度(取り組み施策)/サーベイ結果(CS調査)
2022年度 実績 評価
  • 品質にかかわる顧客向けアンケートの実施頻度を高め、よりタイムリーな評価を反映した顧客満足度調査を実施。調査結果に基づいた改善策を実施
  • 顧客満足度調査の結果は前年度比で改善
取り組み目標:
顧客システムの安定稼働および安定運用の実現
KPI:
進捗度(取り組み施策)/発生件数(自社を起因とする重大な障害*3
2022年度 実績 評価
  • ハイブリッドクラウド支援、セキュリティ監視のサービス拡充、統合マネージドサービスの提供開始など、顧客システムの安定稼働と安定運用を支援
  • 自社を起因とする重大な障害の発生は2021年度から0件を継続
  • ※1日本において導入および活用事例が少ない先進的な「商品」や「サービス」
  • ※2お客様やパートナーなどと対等な関係で協働し、新たな商品、サービスやプラットフォームなどを創り出すこと
  • ※3行政ならびに刑事罰、損害補償、訴訟、風評被害などの発生により、今後の営業活動に大きな影響を与える障害

明日を支える人材の創出

貢献するSDGs

SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」

多様なプロフェッショナルの育成

取り組み目標:
キャリア形成に資するローテーションの実施
KPI:
進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

社内公募制度の拡充やキャリア形成に資する「タレントマネジメントシステム」を構築

取り組み目標:
DX人材育成の強化に向けたプログラムの構築
KPI:
進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

DXにかかわる多様な顧客ニーズへの対応に向け、高いスキルや専門性を持った人材育成プログラムを企画、実施

互いを尊重し高めあえる風土の醸成

取り組み目標:
ダイバーシティ基本方針に基づいたセミナー実施および情報発信
KPI:
進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

ダイバーシティ・コミッティ(取締役会の諮問機関)の立ち上げ、女性活躍推進を目的とした施策やダイバーシティ関連セミナーの継続開催

取り組み目標:
社員のエンゲージメント向上につながる施策の実施
KPI:
進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

社員の挑戦や自己実現をサポートする新たな働き方や人事制度を導入

未来を創る人材教育への貢献

取り組み目標:
ITに関わる人材教育に向けた社外との連携推進
KPI:
進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

神山まるごと高専、キッザニアなど次世代育成に向けた社外との連携。県庁や大学などと人材交流の実施

取り組み目標:
CTC未来財団への支援拡大
KPI:
事業費(成長率)/進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

事業の支援として、寄付金を前年度より36%増額し拠出

取り組み目標:
CTC未来実現IT教室※4の継続
KPI:
回数(教室の開催)
2022年度 実績 評価

新たに社員の子ども向け授業を開催。教室は9回開催

  • ※4小学校高学年を対象としたプログラミング教室

責任ある企業活動の実行

貢献するSDGs

SDGsの目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」、SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」

実効性あるガバナンスの強化

取り組み目標:
コーポレート・ガバナンスの実効性向上のための取り組みの実施
KPI:
サーベイ結果(実効性分析・評価)
2022年度 実績 評価

実効性は継続的に向上し、評価は2021年度から「適切」を継続

取り組み目標:
国内・海外事業会社の統括管理および支援
KPI:
進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

M&A/事業化検討案件に対する支援の実施。投資レビューの実施

気候変動対応への貢献

取り組み目標:
気候変動対応に資する取り組みの実施(気候変動に関わるリスクと機会の特定と対応の検討)
KPI:
進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

TCFD提言へ賛同を表明。また、新たな温室効果ガス排出量の削減目標として「2050 CTCグループ環境宣言」を策定

一人ひとりの責任ある行動の実践

取り組み目標:
社員との対話(タウンホールミーティング等の実施)
KPI:
対話回数
2022年度 実績 評価

経営者と社員の対話の場としたタウンホールミーティングを継続開催。将来のCTCを考える「NEXT CTCプロジェクト」の開始。社外講師を招いたSDGsセミナーの開催

取り組み目標:
全社研修の実施(コンプライアンス、情報管理、環境に関する理解と意識の向上)
KPI:
研修の受講率
2022年度 実績 評価

全社研修の受講率100%

取り組み目標:
社員の意識向上に繋がる新たな取り組みの実施
KPI:
進捗度(取り組み施策)
2022年度 実績 評価

創立50周年にかかわる諸施策の実行

「気候変動対応への貢献」に関わる取り組みの詳細はコーポレートサイト「気候変動への対応」をご参照ください。
https://www.ctc-g.co.jp/company/sustainability/environment/climate-change.html

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