若手が役員に聞く 〜技術編〜

COMPANY若手が役員に聞く ~技術編~#01

入社2年目のシステムエンジニア佐々木が、CTOにインタビューを実施。CTCの強みとは何か?
SIerとしてのビジネスモデルは今後どう変わっていくのか? 若手社員の会社に対する
素朴な疑問に対し、CTCの技術分野のトップが丁寧に答えていきます。

  • 佐々木 友也
    若手社員

    佐々木 友也
    YUYA SASAKI

    ITサービス事業グループ
    DC・DXビジネス推進本部
    エンジニア

    2019年入社。お客様のDX推進や内製化支援をミッションとするBuildサービス推進チームにて活躍中。

  • 大久保 忠崇
    役員

    大久保 忠崇
    TADATAKA OKUBO

    取締役 兼 専務執行役員
    社長補佐(技術戦略特命) CTO

    1981年伊藤忠データシステム入社後、1989年CTCへ移籍。2004年以降、情報システム・BPR担当役員兼CIO、常務執行役員、ITサービス事業グループ担当役員兼CTOなどを歴任し、2019年4月より現職。

Q.
CTCが強みにしている技術力とは何ですか?

佐々木:入社前、CTCは海外製品の提供力やインフラ構築に強い会社だと思っていましたが、実際に入社した今では「それだけではないな」と感じているのですが。

A.
フルスタックなエンジニアリングサービスを提供できる力です。

大久保:CTCは、1980〜90年代にSun Microsystems社(現在はオラクル社に吸収合併)のワークステーションをほぼ独占的に扱っていた歴史があり、「海外の技術・製品を提供することが得意な会社」というイメージが先行してしまった部分はあると思います。ただ、私たちは単純に製品の輸入販売をしていたわけではなく、ワークステーションのOSであるUNIXの知見を活かしてアプリケーションを開発するなど、当時のUNIXのコア技術にアプローチできる技術力や開発力も有していたのです。

また、Sun Microsystemsの日本法人ができる以前から現地法人のR&D部門と信頼関係を築き、ハードの保守やソフトのサポートについてもCTC内部で行える体制を構築していきました。CTCはこのような海外ベンダーとの密接な関係性の中で、アプリケーションからミドルウェア、インフラまで、自社内でITのあらゆる技術領域をカバーできる会社として成長してきたのです。「海外製品に強い」「インフラに強い」というのは、CTCに対する一面的な見方でしかないと思います。CTCが強みとする技術力とは、このようなフルスタックなエンジニアリングサービスを提供できる力であり、現在のクラウドの時代においても多くのお客様のニーズに応えられる技術力の下地となっています。

Q.
SIerであるCTCのサービスは今後も必要とされるでしょうか?

佐々木:フルスタックなサービスを提供できる技術力こそがCTCの強みなんですね。ただ、現在では多くのお客様が自社内でエンジニアを抱え、自社で技術力を保有しようとされる傾向があります。そのような環境変化の中、CTCのSIerとしてのサービスは今後も必要とされ続けるのでしょうか?

A.
お客様以上の高度な技術力を持つCTCのサービスは今後も求められ続けるでしょう。

大久保:DXが加速する中、企業や政府、自治体が新しいビジネスやサービスを育てて行くために「自分たちで技術を保有しよう」と考えて内製化が進むのは必然的な流れだと思います。しかしながら、IT以外のビジネスで本業を持つ一般的な事業会社や自治体が、組織内だけで必要な数のITの専門家を抱え、育成して行くことは極めて困難でしょう。

逆に内製化することで常に生まれ続けている最新技術に遅れを取ってしまう可能性も考えられます。そのような意味では頼れる先としてCTCのフルスタックなサービスや技術力は今後も多くのお客様に必要とされ続けるはずです。それに対してCTCのようなSIerは、お客様が社内育成できない高いレベルの技術者を育てていくことが求められます。CTCの強みはフルスタックな技術力ですが、アプリケーションやサーバ、ネットワーク、ストレージといった幅広い領域の技術を一人の社員だけで把握していくことは不可能です。そのため、各スタックで深い知見を持った技術者を育てていくことが重要になります。内製化の流れの中で淘汰されないためには、それぞれの技術分野についてお客様以上に深い専門知識を持った技術者同士が協力し合いながら、CTCだからこそ実現できる付加価値の高いサービスを提供していく必要があるでしょうね。

Q.
今後、CTCが求めるエンジニア像はどのように変わっていきますか?

佐々木:技術領域ごとに深い専門知識を持つことが必要というということですが、大久保さんが考える「これからのCTCのエンジニア像」について、さらに詳しく聞きたいです。

A.
これからのCTCで活躍できるのはクリエイティブな発想を持っている人です。

大久保:以前は「お客様がきちんとした要求仕様を出してくれない限りシステムは作れません」なんてことを言うPMもいたのですが、それで済まされた時代はとっくに終わりました。お客様の要求を超えるものをクリエイティブな発想で提案できなければ、ITを提供していく人材としては不十分であると見なされてしまう時代に入っているのです。

お客様の課題やニーズ、さらにはその背景まで理解した上でテクノロジーを活用した提案ができる方、さらには社会や人々の生活に貢献できるものを創り出せる人が、これからの時代に求められるエンジニアであり、私たちとしてもそのような人材を求めたいと考えています。私は「エンジニア」という大雑把な呼び方が実はあまり好きではありません。今後はエンジニアも含め、これまでのPMやPL、SE、PGを、ITプロデューサーやディレクター、クリエイター、デベロッパーという役割に置き変えるべきだと考えています。これからの技術者は、技術知識に加えてクリエイティブな発想やアート的な感性も含めて専門性を深めていく必要があると思いますし、本来IT業界にはクリエイティブな仕事ができるチャンスにあふれていると思うんですよね。

求職者の皆さんへ

利他的な協調を大切にしながら、
枠にはまらない挑戦を。

これから入社する皆さんには、CTCで向き合うことになる様々な仕事に対し、枠にはまらないクリエイティブな発想でチャレンジしてほしいと考えています。もちろん「枠にはまらない=何でもあり」ということではありません。これからの時代は、お客様や周囲の仲間たちも含め、自分を取り巻くあらゆる人々に対する利他的な協調が求められます。「自分は人々のために何ができるのか」「自分の仕事を社会はどう受け止めるのか」ということを意識した上で、新しい価値を生み出す仕事を一緒に楽しんでいきましょう。

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