コロナ禍で真価を発揮したCTCの「働き方変革」2021.04.15
Y.N.
社員一人ひとりに「最適な働き方」を選んでほしい
私は2018年度に人事部 労務課に異動して以降、テレワークの導入・拡充や社員の服装の選択肢拡大といったプロジェクトに携わっていますが、CTCとしては10年以上前から社員の働き方に関する様々な取り組みを進めてきました。CTCの働き方変革は「働きにくさ」の解消にとどまらず、社員が「働きがい」を持って働けるような制度・環境の整備をコンセプトとしており、社員一人ひとりが「自分にとっての最適な働き方」を、自ら責任を持って選んでもらうことを期待して設計しています。たとえば朝型勤務の推奨や時間単位有給、スライドワークは「時間の選択」、モバイルワークやテレワークの拡充は「場所の選択」ができる制度であり、時間と場所の選択肢を組み合わせることで、より効率的・効果的な働き方を選べるようになりました。
2016年度から在宅勤務を導入しコロナ禍の移行もスムーズに
コロナ禍の現在は多くの企業がテレワークを導入していますが、CTCでは2016年度から在宅勤務制度の導入を進めていました。当時はまず必要性の高い育児や介護といったご事情がある社員を対象としてスタートし、2017年度から全社員を対象にトライアルを重ね、2020年度初頭には全社員・週2日までのテレワーク適用範囲拡充を実現していました。その直後に新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言が発令されましたが、CTCとしては事前にテレワークの拡充を進めていたことに加え、2017年頃からZoomやTeams、Slack、Tocaroといったコミュニケーションツールの活用を推進していたため、コロナ禍での全社員・週5日、テレワークによる「原則自宅での勤務」体制へのシフトもスムーズに行うことができました。
CTC働き方改革の推移
自分でコーディネートを考えることで柔軟かつクリエイティブな発想を
2018年度からスタートした服装の選択肢拡大は、私が主担当となって進めていたプロジェクトです。以前のCTC社員は夏でもスーツにネクタイが当たり前でしたが、その日のスケジュールやTPOに合わせたコーディネートを社員の方々に自発的に考えてもらうことで、「柔軟かつクリエイティブな発想で仕事と向き合ってほしい」という思いで取り組みを進めてきました。個人的には、社内でも「CTCらしい服装」について様々な議論があった中でTシャツの着用に関して承認が得られたことが嬉しかったですね。その他、ジーンズやスニーカーも選択可能となりました。
テレワークができる場所の拡充なども含め、今後も社員一人ひとりが個性を活かして活躍できるような働き方の選択肢を増やしていくことで、皆さんにとって働きがいのある会社を作っていくつもりです。どうぞご期待ください!