社員の成長を促し、働きやすさにも貢献するオンラインコミュニティ2022.03.23
H.H.
技術向上や知識共有のできるコミュニティ「Dojo」
技術戦略室では、ビジネスチャットツール「Slack」を使った社内コミュニティ「Dojo」を運営しています。2019年の立ち上げ以来、主に特定の技術分野やテーマを掲げた約20のチャンネルを開設し、参加者同士の知識の共有や技術向上に役立っています。また、日頃の業務では関わることのない他部署の業務内容を知ってつながりをつくる場や、さらに「目前の業務では使うことはないが、今注目の技術を学びたい」という知的好奇心を満たす場にもなっています。技術に限らず、社長が広く社員の声を聞く「柘植チャンネル」、部署を超えて気軽に知り合える「自己紹介チャンネル」などもあり、多様なテーマで情報交換ができる点も好評です。
新入社員の声から生まれた匿名質問チャンネル
技術以外にも幅広い情報交換をするチャンネルのなかで、職種や立場も関わらず新しくCTCにご入社される方にお勧めなもののひとつは「匿名質問チャンネル(anonymous-qa)」です。これは新入社員の「上司や先輩に質問がしづらい」という声から誕生しました。
新型コロナの影響で入社以来テレワークが中心となっている人もおり、先輩に対して「今は忙しいのでは?」「一度尋ねたことを訊いてはいけないのでは?」、そんな遠慮から質問を諦めてしまう人もいたようです。
そこで、このチャンネルでは匿名で誰でも何でも気にせず質問ができるようにしました。回答者としてベテラン社員も多く参加し、技術的な質問はもちろん、社内事務手続きのルール、ときには趣味の相談まで投稿され盛況です。
上司の立場からは、質問しづらい状況を気付き、把握して、コミュニケーションと働く環境の改善にもつなげています。
自ら発信できる人となる「道場」として
Dojo運営には、各々の技術向上、コミュニケーションの活発化の他、発信を積極的行う練習の場にしてほしいという意図もあります。今後は、仕事を請け負うだけでなく自らつくり出すことが重要になり、会社と社員の関係も対等になっていく時代です。自ら発信できることは欠かせないスキルとなっていくでしょう。
Dojoでは、意見を批判せず受け入れる文化が根づいています。今、発信に苦手意識がある人にも、Dojoならよい練習“道場”になると思います。私たち技術戦略室は発信する人を全力で応援します。入社後は、まずはちょっとした疑問から、そして何かを学んだらその成果を、Dojoという場でぜひ積極的に発信してください。
遠隔で操縦しながらミーティングに参加できるロボット「Temi」や、本社オフィスとサテライトオフィスを常時結ぶ「tonari」など、いつでもどこでも働けるしくみが整う。技術戦略室では、社全体の技術戦略を構築すると同時に、社員のスキルアップの方法を常に考えている。